1月に出会った野草

このページでは今年1月に出会った野草を掲載しています。

カート


 今年は暖冬で、近年これほど暖かくて雪の少ない年は記憶にありません。雪が少ないので、例年ならこの時期には入れないような林道も、割と楽に車で出かけられます。

 今の時期、山で野草を探すといっても当然ながら花は無く、専ら常緑のシダ植物探しをしています。


ミヤコヤブソテツ

ミヤコヤブソテツ(南丹市)


 小さな谷の岩肌で、ヒメカナワラビとミヤコヤブソテツの群落が見つかりました。ヒメカナワラビはすぐに判ったのですが、ミヤコヤブソテツは最初ナガバヤブソテツだと勘違いをしていました。


ヒメカナワラビ

ヒメカナワラビ(南丹市)


 しかし画像を見て下さった京都府希少野生生物保全専門委員会の委員をされている光田重幸先生から、ミヤコヤブソテツとご指摘いただいて、初めて出会ったシダであることを知りました。

 ミヤコヤブソテツは京都府がタイプ産地のオシダ科ヤブソテツ属のシダですが、府内では希少種で、府の絶滅危惧種にランクされています。またヒメカナワラビと同様に好石灰岩植物で、石灰岩の少ない南丹市では今まで見つかっていなかったようでした。


ミヤコヤブソテツ

ミヤコヤブソテツの胞子嚢群(南丹市)


 ミヤコヤブソテツの特徴は、葉の表面に艶が無く、色は白緑色をしていること。そして葉の裏側につく胞子を包む膜は、中心に黒点があることなどです。ナガバヤブソテツの包膜にも中心に黒点があるので、最初間違えてしまいました。


 次に出会ったのはタンゴワラビでした。


タンゴワラビ

タンゴワラビ(南丹市)


 このシダも京都府がタイプ産地のシダで、主に日本海側に多いと言われています。見つけたのは南丹市ですが、上のミヤコヤブソテツとはまた違った場所になります。タンゴワラビはイワデンダ科ノコギリシダ属の常緑のシダですが、南丹市の自生地では多くのもので地上部は枯れていました。


タンゴワラビ
タンゴワラビ(南丹市)

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 タンゴワラビは自信は無いものの、何とかそれと同定することができました。後に光田先生から「間違いない」とコメントをいただき確信に至りました。府内には丹後地域から宇治田原辺りまで広く生育しているようですが、府レッドデータブックでは要注目種にランクされています。

 その他1月に初めて出会ったシダには、イノデモドキ、オオイタチシダ、オオベニシダなどがありますが、それらはすべてホームページにアップしています。シダに興味のある方はホームページの「京都府に自生するシダ植物一覧」をご覧下さい。現在100種類ほどのページを作っています。


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