スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ホームページ「口丹波の社」の管理人アタの雑記帳。
民家の庭先でキーッキーッと大きな鳴き声が聞こえ、見ると、柿の木の枝で忙しそうに餌となる昆虫を探しているコゲラでした。
コゲラ(2015年3月 南丹市)
コゲラはキツツキの仲間で、大きさはスズメぐらいか、あるいはもう1回り大きいぐらいの小鳥で、スズメよりもずんぐりとして丸っこい感じです。
コゲラ(2015年3月 南丹市)
後で画像を見た時、コゲラの後頭部に赤いものを確認しました。「可哀想に怪我をしているのか? それともハゲ?」と思ったのですが、調べるとこれは男の子のシンボルカラーということです。コゲラは雌雄同色で外見で見分けるのは難しいのだそうです。この赤い斑も普通は隠れているみたいです。
松の木に移動したコゲラ(2015年3月 南丹市)
こうして背後から見ても赤い斑は見えません。
コゲラはキツツキですから器用に木を垂直によじ登ることができます。そして頻繁にドラミングと呼ばれるくちばしを幹み打ち付ける行動が観察できますが、アカゲラなど他のキツツキに比べると音は小さく、1回のドラミングをする時間も短いように思えます。
ドラミングするコゲラ(2015年3月 南丹市)
それでも首の動作は素早くて、シャッタースピードが追いつきませんでした。
コゲラの顔には白い眉と顎の部分にも線形の白い斑があります。また後頭部には白い帯状の斑が目立ちます。頭頂から首にかけては灰褐色をし、背中や翼は黒色がベースで、上半分には白い線状の横斑があり、下半分は白黒のチェック柄になっています。腹部は淡い灰褐色で、やや濃いめの茶褐色の斑が多数入りますが目立ちません。
コゲラ(2015年3月 南丹市) |
コゲラ(キツツキ科アカゲラ属)
広葉樹林内や公園などで見られる身近なキツツキの仲間で、テリトリーを持ち単独またはつがいで暮らしています。雑食性で樹木の果実なども食べるみたいですが主食は昆虫類です。日本産のキツツキの仲間では最小で、国内には9亜種が棲息していると言われます。
テーマ : ♪♪生活を楽しむ♪♪
ジャンル : 趣味・実用