丹波 足利尊氏の足跡(7) 岩屋山 石龕寺(二)

クリックで救える命がある。

 岩屋山の麓にある石龕寺から村森地区にかけての約4kmの道筋に25基、また金屋寺坂道に5基の町石(ちょういし)と呼ばれる石柱が立っています。町石は高さが約1mで五輪卒塔婆型をしていて、正面には仏像種子(しゅじ=梵字)が刻まれています。風化等により現在完全な形を留めているのは約半数ということですが、「応永六年(1399年)仲春時正造立之」等の銘が刻まれた町石が残っています。
 町石は寺への道標で、石龕寺本堂から何丁目にあたるかを示しているのだそうです。最も有名な町石群は高野山の二百十数基ですが、30基もが残る石龕寺の町石も全国的には大変珍しいのだそうです。


石龕寺

石龕寺の町石


 また石龕寺の境内には寺の鎮守として真新しい覆屋に守られた立派な社殿の焼尾神社が鎮座しています。神社は仁治二年(1241年)の創建と伝わり、明治維新までは弁財天が祀られていました。明治に入り神仏分離により、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)を祀るようになり、御神体である弁財天の懸仏は現在は寺の方に保管されています。しかし当地の住民は今でも弁財天の幟を立てて信仰しています。
 弁財天も市杵島比売命も共に女神で、美女神であることと幸運や財宝、福徳の神として作家や音楽家、歌手の間で人気があります。(石龕寺境内の案内板参照)
石龕寺

焼尾神社


 さらに境内には兵庫県の郷土記念物に指定されているコウヨウザンという珍しいスギの大木が、本堂へ向かう石段の左側に聳えています。この木は樹高が37mもありコウヨウザンとしては県内最大を誇ります。紅葉で有名な石龕寺ですが、コウヨウザンは紅葉とともに寺のシンボルとなっています。
石龕寺

石段の左側に高く聳えるコウヨウザン

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コウヨウザン(スギ科コウヨウザン属)
 漢字では広葉杉と書きます。中国原産で江戸時代に日本に渡ってきました。意外なことにスギは世界的に見ればマキのような広葉タイプの方が主流で、日本で普通に見られるスギはタイプとしては少数派なのだそうです。

 石龕寺(一)のページはコチラ
 石龕寺(三)のページはコチラ

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