クラガリシダ

このページでは京都府に自生するシダ植物のクラガリシダを掲載しています。

FC2


 昨日、もう1つのブログに掲載したシダ植物の記事を見て下さった光田先生から、そのシダがクラガリシダで間違いない旨のコメントを頂戴しました。クラガリシダは本州の中部以西と四国、九州の一部地域に生育する珍しいシダで、環境省のRDBで絶滅危惧IB類(EN)、京都府RDBでは絶滅寸前種のカテゴリーに入れられています。


クラガリシダ

クラガリシダ(2014年12月 南丹市)


 名前を見ると暗い場所に生えていそうな感じですが、実際には比較的明るい場所に生えていました。ただネットなどで紹介されているように、深山の沢沿いに生える巨木の樹幹に着生していました。


クラガリシダ

クラガリシダ(2014年12月 南丹市)


 クラガリシダが着生していた木はイチョウで、他にオシャグジデンダやサジランといった、やはり空中湿度の高い場所に生える着生シダが一緒に生えていました。

 樹幹に生える植物で常緑のものは、木々が葉を落とした今の時期に探すといいと思い、行く先々で木を仰ぎ見るのですが、上ばかり見て歩いていると首が疲れ、石などに蹴躓いたりしてあまりいいことがありません。樹上や岩上の植物を探すのはかなり骨が折れます。

 しかしこうして予想外のものが見つかると、嬉しいばかりでそんな疲れもどこかへ吹き飛んでしまうので不思議です。


クラガリシダ
クラガリシダ(2014年12月 南丹市)

にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ



クラガリシダ(ウラボシ科クラガリシダ属の多年草)
 常緑のシダで、根茎は短く、葉は狭線形で幅3~4㍉程度。長さは20~40㌢ほどで肉質。断面は半円形をしています。高所に生えていたので詳細な観察まではできませんでしたが、葉の表面には一条の溝があり、裏面へ中肋が高く隆起して、その両側が深い溝となっているそうです。またその溝に沿ってソーラス(胞子嚢)が線状に並ぶのだそうです。

 今日は冬至ということで、今年もあと僅かになりました。年内の残された時間の中で、フィールド観察ができる時間はもう無いと思います。クラガリシダは今年の野草探索の締めくくりの植物になりました。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アタ

Author:アタ
よろしくお願いいたします。

目  次
ページ検索が容易にできます。
関連サイト
口丹波の社
口丹波の花と植物
三枚山の植物
花っていいね!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問いただいた方
企業リンク

ウッドマート

 

 

 

検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサード・リンク