晩秋の湿地

このページでは晩秋の湿地に生えるミクリを掲載しています。

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 11月もあと僅か。野山を歩いて野草を探しても、なかなか「これは!?」と思えるものに出会いづらくなってきました。加えて今年の11月はどこも紅葉が美しく、野草探しよりも寺社巡りに精を出したので、野草のHPの更新も滞ってしまっています。

 そんな中、やはり寺社を巡っている時に、小さな湿地を見つけました。最初は溜池だと思ったのですが、あとでネット地図で確認すると載っていません。水深も浅く、水田(休耕田)扱いされているようで、確かに池というよりは浅い湿地と考えた方が良いように思えました。

 その湿地には流入河川は無く、山から染み出した水が溜まっています。おそらく年中水溜り状態なのでしょう。そして驚いたことに、そこには夥しい数のミクリの仲間が自生していました。


ミクリの仲間

ミクリの仲間(2014年11月 右京区京北)


 口丹波で見られるミクリはナガエミクリとヤマトミクリの2種類だけだと思います。しかしこの2種類はどちらも希少種で、京都府RDBでは、ナガエミクリは絶滅寸前種、ヤマトミクリは絶滅危惧種にランクされています。亀岡市や南丹市ではナガエミクリが見られ、右京区京北の他の池の1つにはヤマトミクリが見られます。
 今回見つけた湿地は、私自身右京区京北での3ヶ所目の自生地になりますが、既に花茎は皆無で、種を同定することはできませんでした。


ミクリの仲間

ミクリの仲間(2014年11月 右京区京北)


 湿地には他にフトヒルムシロ、ハリイ、セリ、シャジクモの仲間などが確認できました。


ミクリの仲間

フトヒルムシロとミクリの仲間(2014年11月 右京区京北)


ミクリの仲間

泥底に生えるのはミクリとおそらくシャジクモの仲間(2014年11月 右京区京北)


 しかし今は晩秋です。春から初秋にかけてはもっと多様な植物が観察できるものと思えます。来年がとても楽しみな小さな湿地でした。


ミクリの仲間
これほどのミクリの群落は初めて見ました(2014年11月 右京区京北)

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 考えてみれば、もともと口丹波の神社を巡る中で、その付近や境内などで見知らぬ野草と出会ったのが、山野草に興味を持ったきっかけでした。基本に戻って神社(あるいは寺院)を訪ねると、こうした出会いが待っていてくれるものかも知れません。例えばこの秋に限っては、亀岡市で2ヶ所目のアカハナワラビの自生地が見つかりました。また京丹波町でもアカハナワラビの自生が確認できましたが、おそらく京丹波町での確認は、これが最初だと思います。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

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