ガマ属3種

このページでは口丹波に自生する3種類のガマを掲載しています。

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 京都府には3種類のガマが自生しています。そして口丹波にはその全てが分布しています。

 最も多く見られるのがヒメガマで、農業用水路や休耕田など、流水域から止水域まで広く環境に適応できるガマのようです。ヒメガマは大きなものでは2㍍ほどになり、群生していることが多く、農作業や水害対策上駆除の対象になることが多いのですが、毎年同じように数多く生えてきます。葉の幅は10㍉ほどで、一番の特徴は花の部分です。ガマの仲間は高く真っ直ぐのびた花茎の先に花をつけ、その先端部分に雄花の穂がつき、雄花穂の直下にソーセージのような雌花の穂をつけます。ヒメガマの場合、雄花穂と雌花穂が少し離れてつき、穂と穂の間の茎が黄緑色をしています。これは3種のガマの中ではヒメガマだけの特徴です。


ヒメガマ

ヒメガマ(2012年9月 南丹市)


 ヒメガマの次に多いのはガマです。ガマも背が高く、意識して見ないとヒメガマと同じように見てしまいがちですが、口丹波においては、その数はヒメガマよりもかなり少ない種類です。こちらも休耕田や水路などに生えています。葉はガマ属3種の中では一番幅広で、10㍉を超えていて、草姿全体からガッシリと丈夫そうな印象を受けます。花穂は雄花穂と雌花穂に分かれますが、両者の間に隙間は無く、くっついています。


ガマ

ガマ(2014年8月 綾部市)


 画像は中丹地域の綾部市で撮ったものですが、口丹波地域にも広く分布しています。

 3種類目はコガマです。コガマは京都府内のほぼ全域に自生地はあるようですがその数は大変少なく、府では10年以上も前から絶滅危惧種に指定してる希少種です。口丹波では国の政策で農地の一部を湿地として管理保全された、山間部の一部地域で見られます。そこではガマと一緒に生えていますが、全体的には数は少ない状態です。
 コガマは名前の通り小柄なガマで、草丈は150㌢以下、葉の幅も1㌢に達しません。当然花穂も小さく、殆どのものは雌花穂が10㌢以下です。また雄花穂も短く、他の2種との区別点になります。


コガマ
コガマ(2014年8月 京丹波町)

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ガマ属3種
 すべて多年草です。また抽水植物で、湿地が主な自生場所となります。そのような場所は何かと開発の対象になり易く、どれも今以上に数が増えることはないと思われますが、今のところ口丹波では3種とも見られることを素直に喜びたいと思っています。

 3種類のガマはそれぞれHPにも揚げています。よろいければそちらもご覧下さい。

 ホームページ  ヒメガマのページ  ガマのページ  コガマのページ


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テーマ : 口丹波
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