カキノハグサ

このページでは野草のカキノハグサを掲載しています。

カート


 口丹波の山間部へ行けば、今は植林されたスギが大きく生長して鬱蒼としている、かつての水田跡が多く見られます。そういった場所は、山から滲み出した清水が人の作った狭い水路を縦横に流れ、樹林下は湿地となり、陽が射す場所にはオオミズゴケの群落があったり、湿地を好むシダ植物が繁茂していたりします。
 そんな湿地に生える植物にはどんなものがあるのだろう? と、今回は以前1度だけ歩いた右京区京北の水田跡を訪ねました。6月に入って、何か初めて見る花はないかと探しましたが、残念ながらコレというものは見つからず、空模様も徐々に怪しくなってきたので、トボトボと引き返す途中、湿地とは逆の山側を見て歩いていると、斜面に黄色い花が咲いていました。


カキノハグサ

カキノハグサ(2014年6月)


 一目でカキノハグサだと判りました。カキノハグサには以前から1度は出会ってみたいと思っていたので、花を見た時は驚きました。「こんな所に生える植物なんだ!」と。


カキノハグサ

カキノハグサ(2014年6月)


 葉が柿の葉に似ているのでカキノハグサという名前が付いたそうです。だからもう少し大きな草姿をしているものだと思っていたのですが、実際に出会ったカキノハグサは草丈25㌢ほどで、葉もそんなに大きくはありませんでした。

 カキノハグサはこの場所で1株、少し離れた場所に2株見つかりました。


カキノハグサ
カキノハグサ(2014年6月)

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カキノハグサ(ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草)
 日本固有種。本州の中部地方~近畿地方、そして静岡県に分布しているようです。京都府ではこれまで準絶滅危惧種にランクされていましたが、2013年の改訂版レッドリストでは絶滅危惧種にランクアップされました。シカの食害や山林の開発などで数が急激に減っているということです。そんな状況もあって、出会える確立は低いだろうなと思っていただけに、この出会いはとても嬉しいものでした。

 カキノハグサは管理人のホームページにも掲載しましたので、興味のある方はお立ち寄り下さい。

 また、花はまだ当分先のようでしたが、今回の湿地で少し気になる植物がありました。


不明な湿生植物

不明な湿生植物(2014年6月)


 これは何でしょうか? ミズギボウシだったらいいなと思っているのですが・・・



あなたのワンクリックで救える命があります。


 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

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不明の植物

 葉脈のようすがギボウシ類とは異なりますね。たぶんヘラオモダカかその近縁種でしょう。ヘラオモダカも、今度府のRDB入りしました。

Re: 不明の植物

光田先生
ありがとうございました。ヘラオモダカも希少で、こういった山地の片隅で
細々と命を繋いでいるみたいですね。また夏に訪ねて、花の様子も見てみた
いと思っています。
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