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ホームページ「口丹波の社」の管理人アタの雑記帳。
アオジは主に中部地方より北で繁殖して、昆虫類などが主食です。冬になると南下して京都府でもよく見られます。この頃は昆虫を探すのは難しいので、地面に落ちた植物の種子がメインとなります。
アオジはスズメほどの大きさの小鳥です。先に「よく見られる」と書きましたが、実際には臆病で警戒心が非常に強く、民家の庭などに現れるくせに、垣根や庭木の細い枝の中に隠れて、低い声でチッチッチッと鳴き声が聞こえるだけで、なかなか姿を見せてくれません。
そんなアオジを、家の庭で今回初めて画像に収めることができました。
アオジのオス(2014年1月 自宅)
おそらくオスだと思います。この日は1羽だけでやってきました。カメラを向けると、慌てて柿の木の枝に止まったところです。すぐに飛び去ってしまったので、画像は1枚だけでした。
アオジのペア(2014年1月 自宅)
画像が小さくて判り辛いですが、翌日はペアでやってきました。左側のメスの方は、このあとすぐに逃げてしまいましたが、オスの方は少しだけポーズをとってくれました。
アオジのオス(2014年1月 自宅)
アオジに焦点が合っていません。残念です。
アオジのオス(2014年1月 自宅)
体色からして、どうやら前日にやってきたオスとは違うみたいです。
不審者を見るように、こちらを見ています(2014年1月 自宅) |
アオジ(ホオジロ科ホオジロ属)
京都府では冬鳥または漂鳥です。背面の色は暗緑色で茶褐色の縦斑が入ります。下面は黄褐色をしています。メスはオスと比べるとやや地味な色合いをしていますが、オスにしても鮮やかな体色ではありません。地上で採餌している最中でもチッチッチッと鳴き続けているので、庭にやってくると、姿が見えなくてもすぐにそれと判ります。警戒心が強い割には自分の居場所を教えるところが面白い野鳥です。