秋の溜池・2013

このページでは山間部の溜池の植物を掲載しています。

カート


 9月の台風禍のあと、口丹波各地では未だに道路や橋が補修されず、通行止めの区間が多くあります。中には開通時期が未定の生活道路もあり、いかに台風18号が凄まじかったかを物語っています。
 しかし河川上流部の渓流域などでは、流木や護岸の崩落などは各所で見られるものの、水量は減り、澄んだ清らかな水が流れています。そして山地の溜池の水も、水温が下がったせいもありますが、美しく澄んできました。


亀岡のため池

亀岡市の溜池の植物(2013年10月)


 水は抜かれ、殆ど干上がった状態で、イヌノヒゲ、ミズ、コケオトギリやヒカゲヒメジソなどが見られました。派手な花が咲いているわけではありませんが、コケオトギリは葉が紅葉して目立っていました。
 この溜池は山地といっても農地に近く、昔の水田がイメージできる植生でした。

 次に右京区京北の溜池に行きました。


京北のため池

京北の溜池の植物(2013年10月)


 水が澄んで沈水、浮葉植物がよく見えます。黄緑色の細かな葉の植物はミズハコベです。水中葉は細い線形で浮葉は匙形です。ヒョロヒョロと水中に生えるセキショウモのような植物は、何だか判りませんでした。


京北のため池

京北の溜池の植物(2013年10月)


 少し水深のある場所の水草です。浮葉はヒルムシロで、ヒルムシロは水中葉も多く見られます。またここにもミズハコベは多く繁っていました。
 10年以上も前、ほんの少しアクアリウムの水草レイアウト水槽に興味を持った時には、このような見応えのある景色の切り抜きを水槽内に作るのが夢でしたが、それは叶いませんでした。それだけにこの景色には大いに感動を覚えました。


京北のため池

京北の溜池の植物(2013年10月)


京北のため池

京北の溜池の植物(2013年10月)


 植物たちが光合成をしている息吹のようなものを感じます。池の土手を移動すると、水面近くにいた夥しい数のマツモムシが一斉に潜るのも愉快です。

 池の最も深い場所ではヒツジグサの浮葉が漂うように浮かんでいます。


京北のため池

ヒツジグサ(2013年10月)


 この溜池は植物の種類は少ないものの、それだけにとてもシンプルで美しい景色ができあがっていました。


京北のため池
京北の溜池の植物(2013年10月)

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 口丹波では開発によって自然度の高い湿地がどんどん減少しています。今残された数少ない湿地は、是非後世まで残してほしいと願っています。湿地に生える植物は、湿地という環境でしか生存できないこと、それら植物を頼って暮らす昆虫などの生物もいることを、少しでも多くの人に知ってもらえたら嬉しく思います。


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