ミツバベンケイソウ

このページでは山野草のミツバベンケイソウを掲載しています。

カート


 ミツバベンケイソウと初めて山で出会ったのは、昨年11月のことでした。自生していたのは林道法面の少し高い場所で、近づいてよく見ることはできず、また花は既に過ぎていて果実がついている状態でした。


ミツバベンケイソウ

ミツバベンケイソウ(2012年11月  右京区京北)


 この時点では、画像の植物がミツバベンケイソウだと判らず、画像はPCの「不明な植物フォルダー」に入れ、そのままおよそ1年間ほど放置していました。
 そしてそんな画像があったことも忘れ、今年のお盆の頃、最初の自生地から200㍍ほど離れた所で、再びこの植物と出会いました。昨年見ているにもかかわらず、この時も初めての出会いだと思い、やはり画像は「不明な植物フォルダー」というお蔵に入れられました。


ミツバベンケイソウ

ミツバベンケイソウ(2013年8月  右京区京北)


 画像はお蔵に入れてしまったのですが少し気になる植物だったので、後からゆっくり調べようと1本サンプルとして持ち帰り、鉢植えにして庭の片隅に置いていました。持ち帰ったミツバベンケイソウは上の画像のもので、大きな岩のくぼみに溜まった礫や枯葉の中に生えていました。とても脆弱な生育環境で、いずれ林道上にずり落ちそうに思えたので画像のものを選んだのですが、持ち帰ってからしばらくすると、その存在を忘れてしまっていました。

 ところが、先日フッと思い出して、どうなっただろうかと見てみると、ミツバベンケイソウは花を咲かせていました。


ミツバベンケイソウ

ミツバベンケイソウ(2013年8月  右京区京北産)


 花は淡黄緑色で派手さはないものの、ご覧の通りとても美しい花でした。

 そこで本腰を入れて名前を調べたのですが、なかなか判りません。それもそのはずで、この植物を見かけからツル性の樹木だと思い込み、最初は葉が対生だったり3枚輪生する樹木ばかりを探していました。そして最終的に樹木を諦め、草本で探してやっとミツバベンケイソウに辿り着きました。こういう時、名前が判ると本当に嬉しいものです。名前が判るのとほぼ同時に、去年出会ったことも思い出して、その画像もお蔵から出してやりました。

 次は、自生地で咲くミツバベンケイソウが見たくなりました。そして先日久し振りに自生地を訪ねようとしたのですが、結局自生地の手前までしか行けませんでした。先般の台風18号による土砂崩れで、林道の各所に甚大な被害が出て、復旧していませんでした。林道どころか一般道にも大きな被害が出ているので、林道の復旧はいつになるか判りません。

 自生地は大丈夫だろうか? とても心配です。もし土砂に流され姿を消していたら、この花の種子を採取して自生地に播いてやろうと思っています。


ミツバベンケイソウ
ミツバベンケイソウ(2013年8月  右京区京北産)

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ミツバベンケイソウ(ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草)
 北海道から九州にかけてと広く分布していますが、京都府では希少種で準絶滅危惧種になっています。

 台風18号はミツバベンケイソウの自生地のみならず、平地から山地まで口丹波全域に大きな被害をもたらしました。管理人は1番気になっていたヒナノウスツボ(京都府絶滅危惧種)の自生地も見てきましたが、普段は水が流れない山地の小さな谷の底に自生していたヒナノウスツボは完全に姿を消していました。来年再度確認し、もし新芽が出ないようなら、挿し芽で得た本種の種子または苗を、自生地に戻してやろうと思っています。


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