幡日佐・氷室両神社

このページでは南丹市の幡日佐・氷室両神社を紹介しています。

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 久し振りに幡日佐・氷室両神社を訪ねました。幡日佐神社は延喜式内社で、旧船井郡10座の1座、幡日佐(幡久)大神(品陀和気命=応神天皇=八幡大神)を祭神とする古社で、天正年間に現在の神吉地区にあった氷室神社を合祀した神社です。
 幡日佐神社のある氷所(ひどころ)地区と神吉地区は隣村と言えばそうなんですが、山地に開けた神吉地区とは標高差が約200㍍もあります。氷室大神の遷座の際には近隣屈指といわれた大鳥居が幡日佐神社へ運ばれました。鳥居は険しく狭い山道を避け、一旦天若まで運ばれて、そこから筏で大堰川を現在の船枝地区まで下り、船枝から荷車で運搬することになったのですが、あまりにも大きくて運搬できず、仕方なくその場で足元を切って短くし、ようやく氷所まで運ばれたと伝わります。


幡日佐・氷室両神社

幡日佐神社の現在の鳥居(2013年7月)


幡日佐・氷室両神社

鳥居の脇にある由緒案内板(2013年7月)


 由緒案内板は石鳥居の部材の上に建てられていて、横からだと船に乗せられているように見えます。


幡日佐・氷室両神社

拝殿(2013年7月)


幡日佐・氷室両神社

拝殿に掲げられた氷室明神の絵画(2013年7月)


 幡日佐・氷室両神社は集落の北の山麓に建てられています。神社の背後は深い山が続きますが、近年は大型の動物が頻繁に出てくるようになり、本殿奥の樹木が伐採され、以前よりも随分と明るい境内になりました。その分晴天の日だと、光が強すぎて銅板葺の屋根の反射で写真を撮ろうという気が起こりません。昨日は雲の厚い夕方に訪ねたので社殿にカメラを向けました。


幡日佐・氷室両神社

本殿から見た拝殿の屋根(2013年7月)


 美しい曲線を描く入母屋造りの拝殿です。差し金だけでこのが出せる宮大工さんは凄いですね。


幡日佐・氷室両神社

大きな一間社の本殿(2013年7月)


 本殿は基本的には流造ですが、勾配のきつい妻がついている変形の流造です。


幡日佐・氷室両神社

横から見た本殿  手前は末社の粟島神社(2013年7月)


 本殿の曲線もまた美しく、このような社殿は殆ど見かけないものです。特に古い建物ではありませんが、式内社の風格のようなものを感じます。本殿には凝った彫刻などはありません。その代りに建物自体に貫録を持たせた神社でした。

 本殿の両袖には粟島神社と若宮神社、そして諏訪神社があり、少し離れて稲荷神社が祀られています。


幡日佐・氷室両神社

稲荷神社(2013年7月)


 幡日佐・氷室両神社の境内は広く、巨木もいくつか聳えています。拝殿の建つ広場には社務所があり、参道である石段を登り切った両側には、第二次大戦末期に供出された鉄製の常夜灯が置かれていたという大きな石の台が残っています。


幡日佐・氷室両神社
境内(2013年7月)

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幡日佐・氷室両神社
 住所: 南丹市八木町氷所中谷山11-73
 鳥居近くに駐車スペースがあります。
 御祭神は品陀和気(ほんだわけ)命と氷室大神
 式内社・幡日佐神社は和銅年間(708~715年)の創建と伝わります。
 当神社の社殿は覆屋がないので、建物の姿をよく見ることができます。


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