ウメガサソウの花

このページでは山野草のウメガサソウを掲載しています。


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 ウメガサソウの自生を確認してから、3年越しでやっと花を見ることができました。

 初めてこの植物を見つけた時、花はついていなかったのですが、無知な管理人は1本持ち帰り育成しようとしました。その時は自生場所にまだ多く生えていたので、「1本ぐらい…」という気持ちだったと思いますが、ウメガサソウは京都府では絶滅危惧種になっているほどの希少種でした。
 ウメガサソウはイチヤクソウの仲間で、イチヤクソウ同様、生育に必要な養分の多くを土中の菌類に頼っているためか、管理人の育成は2年で失敗し、自生地でも数が減って、昨年はとうとう1株も見つかりませんでした。

 ウメガサソウは草丈10㎝前後の小さな野草で、他の草木が生い茂る時期に探すのは一苦労です。しかし常緑なので、冬季なら探しやすいのではないかと、今年1月に自生地を訪ねると、たった1株だけですが見つけることができました。


ウメガサソウ

ウメガサソウ(2013年1月  南丹市)


 この株を見つけた時、嬉しさと言い知れぬ安堵感が持てました。ただ周囲を探しましたが、他にウメガサソウは見つかりませんでした。

 ウメガサソウのツボミまでは見たことがあったのですが、まだ開花した花を見たことがなかったので、自生地の近くを通る時には、できるだけ観察するようにしていました。


ウメガサソウ

ウメガサソウ(2013年5月  南丹市)


 5月下旬には、画像のようにツボミが膨らんでいました。
 しかしここから開花までが長いウメガサソウです。これはイチヤクソウにも共通して言えますが、ウメガサソウが開花したのは6月中旬でした。


ウメガサソウ

ウメガサソウの花(2013年6月  南丹市)


 図鑑やネットでは見ていましたが、初めて自分の目で見たウメガサソウの花です。花の直径は1㎝程度と、とても小さな花ですが、名前の通りウメの花に似た清楚な花でした。

 ウメガサソウの花は下向きに咲くので、上や横から見ても花弁の内側は見えません。花茎を指で押して、何とか内側を覗き込んで見ることができました。


ウメガサソウ
ウメガサソウの花(2013年6月  南丹市)

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ウメガサソウ(イチヤクソウ科ウメガサソウ属の多年草)
 常緑の小さな山野草です。茎は樹木のように硬く、葉も草姿の割には厚みが感じられ樹木の葉のようです。
 口丹波での自生地は、まだこの場所しか知りませんが、この1株から少しでも数が増えればと願っています。果実は晩秋から冬に熟し、時には翌年の春頃まで地面に落ちないこともあります。なかなか子離れしないところも、イチヤクソウとよく似ています。


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