丹波 足利尊氏の足跡(6) 神宮山 岩王寺

クリックで救える命がある。

 足利尊氏が倒幕のため篠村八幡宮で旗揚げを行った時、尊氏の母上杉清子の兄・上杉兵庫入道憲房が、岩王寺(しゃくおうじ)の僧徒に命じて足利氏のために戦勝祈願をしました。岩王寺はその功により足利氏より田地の寄進を受けました。
 岩王寺の案内板によると、その頃の岩王寺は寺領700石を有し、寺僧100人を数え、山一帯には堂塔や伽藍が林立して隆盛を極めていました。後年豊臣秀吉が天下平定すると、寺領を落失して今日に至っています。

 岩王寺をシャクオウジと呼ぶ所以は、まだ当寺がなかった平安時代初期にこの山から産出する硯石嵯峨天皇「石の王子」と称えられました。天皇は「石王子」をシャクオウジと発音されたそうです。そしてその約100年後の天暦三年(949年)に空也上人がこの山に一寺を建てて石を岩に変えて岩王寺と名付けられました。硯石(岩王寺石)の名声は現在も伝えられていますが、明治維新頃の山崩れで産出されなくなり、幻の名硯と言われています。

 岩王寺の縁起はこちらをご覧下さい。(クリックすると画像が現れます)

 岩王寺の現在の本堂は江戸時代中期の享保年間(1716-1735)に建立されたものと言われています。また本堂から少し遅れて仁王門が造営されたと推定されています。その他庫裏や寺の鎮守社である熊野神社の社殿等、境内にある建物はすべて江戸時代中期のものです。


岩王寺

石段の先にある茅葺屋根の仁王門

 

岩王寺岩王寺
金剛力士像(左)金剛力士像(右)
岩王寺

岩王寺本堂

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神宮山 岩王寺~かやぶきの山寺~(高野山真言宗)
 住所: 京都府綾部市七百石町寺の段1   問合先 0773-44-0646   駐車場有り

ご本尊は薬師如来(秘仏)。そして日光・月光菩薩とその両脇に十二神将が安置され、さらにご本尊とともに如意輪観世音菩薩が安置されています。
岩王寺の文化財は以下の通りです。
国指定重要文化財 きゅう漆卓(美術工芸品)
府登録文化財   岩王寺本堂・仁王門(建造物)
綾部市指定文化財 足利尊氏寄進状・足利尊氏寄進田数目録(古文書)
 

 

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