ヒメアギスミレ

このページでは山野草のヒメアギスミレを掲載しています。


カート


 最近になって、野山でスミレの花を見る機会がグンと減りました。スミレやタチツボスミレの花期が終わったためで、花が紫色のスミレは、時々山の日陰などで、開花期が遅れたタチツボスミレの花が見られる程度です。しかし溜め池や渓流、また水田を通る水路のそばなどでは、ニョイスミレの小さな白い花とよく出会います。ニョイスミレはスミレの仲間では、最も遅く咲く種類です。

 そしてニョイスミレよりも、もっと水に近い湿った場所では、ニョイスミレの変種と言われるヒメアギスミレが、今花期を迎えています。


ヒメアギスミレ

ヒメアギスミレ(2013年4月 亀岡市)


 同じニョイスミレの変種にアギスミレというのもありますが、画像のスミレは茎が横に出て地を這い、節々から根を下ろして株が増える、ヒメアギスミレ特有の性格が見られました。


ヒメアギスミレ

葡匐茎をのばすヒメアギスミレ(2013年5月 亀岡市)


ヒメアギスミレ

葡匐茎の先端(2013年5月 亀岡市)


 このスミレの葉は一風変わっています。基部が大きく湾曲して、中には細いブーメランのような形のものまで現れます。


ヒメアギスミレ

ユニークなヒメアギスミレの葉(2013年4月 亀岡市)


 ヒメアギスミレの花期に群生地を訪ねても、多くの株の中で花をつけているものは少なく、ポツポツとしか確認できません。葡匐茎(ランナー)で増えるので、花はあまり重要ではないのだろうか? と思えるほどです。


ヒメアギスミレ
ヒメアギスミレ(2013年5月 亀岡市)

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ヒメアギスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)
 関東以西の本州、四国、九州に分布し、花期は4~6月頃。アギとは顎(アゴ)のことだそうです。葉の形から連想されたのでしょうね。
 京都府の自然環境目録にはアギスミレの記載はありますが本種は記載されていません。これはおそらく2つが同一と考えられているからだろうと推測します。
 本種は溜め池などでは水際スレスレのところでも見られ、湿地性のスミレだと思います。また日陰を好み、一般のスミレとは正反対の性格を持った特異なスミレです。


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