浄光寺

このページでは京丹波町安井の浄光寺を紹介しています。


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 京都方面から国道9号線須知の信号を左折して、府道444号線(桧山須知線)に入り、曽根の集落で再度左折すると、曽根川沿いの広い谷間には田畑が広がり、集落が点在します。現在この辺りは京都縦貫道の延伸工事のためにダンプカーの往来が激しいですが、本来なら静かな里山の雰囲気を持ったいい所です。

 浄光寺はそんな曽根川沿いをしばらく遡った安井区にありました。

 と、その前に、


しずしの水

しずしの水(2013年2月)


 安井区に入る手前で見つけました。同じ京丹波町でも旧瑞穂町には質志(しずし)という地名がありますが、アイヌ語と関連があるように言われています。しかしおそらくこの水の語源は、それとは違うんじゃないかと思います。
 山から湧き出る天然水で、コップや容器が置かれています。この水でご飯を炊き、コーヒーを入れる家庭もあるようです。京都縦貫道の延伸工事がしずしの水に変な影響を及ぼさなければいいのですが。

 しずしの水を過ぎるとすぐに安井区に入り、右手に浄光寺はありました。


安井の浄光寺

浄光寺 山門(2013年2月)


安井の浄光寺

浄光寺 本堂と夫婦イチョウ(2013年2月)


 山門を潜ると正面に大きな本堂が建っていますが、境内の真ん中に立つ大きなイチョウの方に目が行ってしまいます。このイチョウは雄の木と雌の木が根元で双幹しているので夫婦イチョウと呼ばれています。雌の方が太くて幹周は約4.5㍍、根回り8.5㍍あり、樹齢は500年以上と伝わる京丹波町最大のイチョウです。夫婦イチョウは町から文化財の指定を受けています。イチョウには乳垂れと呼ばれる気根も垂れ下がっていました。

 また浄光寺には観音堂があり、中には創建当時からご本尊として安置されている高さ1.6メートルの木像聖観音菩薩立像が安置されています。


安井の浄光寺

観音堂(2013年2月)


 聖観音菩薩立像は平安時代中期の作と言われ、江戸時代火災に遭遇して一部に焦げ跡が残っていて、また光背、冠、台座はその時代に修復されたものと考えられています。この仏像もまた町から文化財(美術工芸品)の指定を受けています。

 浄光寺のご住職は新発田(しばた)さんといい、親子2人で安井区だけでなく近隣で同派の寺が無住の集落の檀家さんの家まで、葬儀や法事で回られています。たまたま訪ねた日に、以前から顔見知りだった息子さんの辰哉住職がおられ、聖観音菩薩立像を拝ませていただくことができました。
 丸く優しいお顔の仏様で、立像ですが直立ではなく、お体をやや斜めにされているところが大変しなやかで、優美なお姿でした。写真撮影のお許しもいただいたので、下に掲載させていただきます。


安井の浄光寺

聖観音菩薩立像(2013年2月)


安井の浄光寺

聖観音菩薩立像(2013年2月)


安井の浄光寺
聖観音菩薩立像(2013年2月)

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朝日山・浄光寺(高野山真言宗)
 住所: 船井郡京丹波町安井光久33   連絡先 0771-82-1035
 創建は延長二年(924年)と伝わる古刹です。縁起等の詳細は江戸時代の火災で古記等すべてを焼失したために不明ですが、山内庄一宮である延喜式内社、何鹿(いつしか)神社の神宮寺で、今は離れた場所に鎮座する何鹿神社もかつては当地にあったのだそうです。


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