丹波 足利尊氏の足跡(5) 景徳山 安国寺

クリックで救える命がある。

 足利尊氏の生誕地については鎌倉説、足利荘(栃木県足利市)説と、丹波上杉荘説(京都府綾部市)の3説があるそうです。管理人としてはやはり丹波で生まれた偉人であってほしいと思っています。丹波所縁(ゆかり)の偉大な武人としては、まず明智光秀が挙げられるでしょう。しかしいくら信長の命令と言っても丹波平定の戦で手当たり次第に寺社を焼き尽くし、結果寺社が所有する多くの文化的遺産を焼失せしめて、人々の信仰を傷つけた明智光秀と比較したときに、神仏を敬い手厚く保護した尊氏の方により親しみが持てます。

 その丹波説で有名な安国寺は正暦四年(993年)頃、恵心僧都作の子安地蔵菩薩を安置して光福寺として開山されました。その後光福寺は上杉氏の菩提寺となり、上杉氏は釈迦三尊を合わせて祀りました。上杉氏の息女清子足利貞氏に嫁ぎ嘉元四年(1252年)に、ここ光福寺(安国寺)で尊氏を産んだと伝わります。

 天下人となった尊氏は夢窓疎石の勧めで、元弘の乱以降に亡くなった多数の戦没者の鎮魂のために、全国に安国寺・利生塔を建立し、光福寺は天庵妙受禅師を開山の祖とし安国寺と改名され諸国安国寺の筆頭となりました。丹波安国寺は京都十刹の寺格を得て、丹波のみならず日向や越後等に多くの寺領を拝領し大変栄えました。

 安国寺は春の、秋の楓(紅葉)と風光明媚は寺院です。管理人が訪れた冬の安国寺境内も心静まる大変美しい景色でした。


丹波安国寺

参道の石段


丹波安国寺

美しい冬の境内


丹波安国寺

仏殿


丹波安国寺

宝篋印塔(ほうきょういんとう)中央が尊氏、右が尊氏の母上杉清子、左は尊氏の正室赤橋登子の分骨が納まっています。

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 景徳山 安国寺(臨済宗 東福寺派の名刹)
 住所: 京都府綾部市安国寺町寺ノ段1  電話0773-44-1565
 ご本尊は釈迦三尊坐像
 安国寺の文化財は以下の通りです。
 【国 重要文化財】木造釈迦如来及両脇侍坐像(美術工芸品)  木造地蔵菩薩半跏像(美術工芸品)
    絹本墨書天菴和尚入寺山門疏(美術工芸品)  安国寺文書(74通)(美術工芸品)
    安国寺境内図(美術工芸品)
 【府指定 文化財】仏殿・方丈・庫裏(建造物)  絹本著色天庵妙受像(美術工芸品)
 【府登録 文化財】山門・鐘楼(建造物)
 【市指定 文化財】宝篋印塔(建造物)

 

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