質美の曳山行事(2012年)

このページでは2012年10月に営まれた、京丹波町質美の曳山行事を紹介しています。

FC2レンタルサーバーLite


 10月8日、京丹波町(旧瑞穂町)質美の八幡宮で例祭が営まれ、午後から京都府の無形民俗文化財に登録されている曳山行事が行われました。
 このお祭りの見学は、昨年に続き2回目です。昨年の模様はホームページ口丹波の社でも紹介させていただきました。

 昨年同様秋晴れで、絶好のお祭り日和となりました。
 午後1時、神社から少し離れた公民館から、祭りの役を担う面々が、花神輿、太鼓、神額、獅子・天狗、警護(子供)、宮司(朱傘)、総代、区役員の順に、一の鳥居に向かって出発しました。


質美の曳山

質美の曳山行事の始まり・2012


質美の曳山

質美の曳山行事の始まり・2012


 一行は、見物客の待ち受ける一の鳥居までやって来ると、その場で獅子と天狗が神楽おどりを奉納します。


質美の曳山

質美八幡宮の神楽おどり・2012


 質美八幡宮の神楽おどりは、今年6月に石清水八幡宮で行われた全国八幡宮の大会で、神殿前でも奉納されました。

 この時、長い馬場(参道)の鳥居近くには、山や屋台が並べられています。
 神楽が終わり、山や屋台が曳かれるまでの時間、獅子と天狗は馬場を何往復もして、獅子は氏子や見学者の頭を噛み、天狗は持っているササラを人の頭に当てて回ります。子供が獅子に頭をかぶられると、頭が良くなると言われ、今年の獅子役の方は、始まる前に子供全員の頭をかぶると宣言されていました。天狗のササラにも厄除けの意味があるようです。

 また屋台の中では、子供たちによる太鼓と、大人たちによる笛と三味線でのお囃子が続きます。


質美の曳山

質美八幡神社のお囃子・2012


質美の曳山

質美八幡神社のお囃子・2012


 こちらのお祭りでは、太鼓・笛・鉦の鉦がなく、代わりに三味線が弾かれます。昔からこれらに楽譜のようなものは無く、代々受け継がれているのだそうです。


 神楽おどりから1時間ほどして、いよいよ曳山がはじまります。緩やかな上り坂の馬場を、休憩をはさみながら山と屋台が進みます。
 しかしこの時、管理人は現地で偶然お会いした切り絵作家の達富先生と、ご一緒だった京都学園大学メディア社会学科の近藤先生と一緒に、宮総代さんのお話に聞き入っていて、曳山の写真は撮れていません。(昨年の写真は上に書いたホームページにありますので、よかったらそちらもご覧下さい)

 山と屋台は約300㍍ほど曳かれて、二の鳥居前の小橋までやって来ました。


質美の曳山

質美八幡宮の曳山行事・2012


 先頭の山が小橋を越えたところで最後の休憩です。

 そしてこの時、本殿前の拝殿で、一の鳥居の時と同じ獅子と天狗による神楽おどりが行われました。


質美の曳山

拝殿での神楽おどりの奉納


 神楽おどりの奉納が終わると、いよいよ山と屋台が産子集会所(府登録文化財)前に向かって、最後の急坂を駆け上がる祭りのクライマックスです。


質美の曳山

坂を駆け上る先頭の山


質美の曳山

先頭の山で太鼓を打つ少年


質美の曳山

たっぷりお酒の入った大人にはキツイでしょうね


質美の曳山

後に続く屋台


質美の曳山

2番目の山


質美の曳山

最後の力を振り絞ります


質美の曳山

2番目の山


質美の曳山

3番目の山


 曳き手には女性も子供も加わることができます。


質美の曳山

4番目の山


 山は全部で4基です。
 もしもこの山を一から製作するとなると、1億円ほどかかるだろうと、先の宮総代さんがおっしゃっていましたが、どれも見事な造りの山でした。


質美の曳山

4番目の山


 山と屋台は産子集会所前の広場に集結し、屋台の中に戻った子供たちが、お囃子で祭りの最後を盛り上げます。屋台の中と外では大人たちが笛を吹き、三味線を弾きます。


質美の曳山

お囃子の子供たち


質美の曳山

お囃子の子供たち


質美の曳山

笛方の大人たち


質美の曳山

お囃子の子供たち


質美の曳山

お囃子の子供たち


 そして最後は、産子集会所に上がった神職と宮総代による福餅撒きが行われて、今年の質美の曳山行事も、氏子や見学客の笑顔の中で終わりました。午後4時頃でした。


質美の曳山
最後の福餅撒き

クリックで救える命がある。 にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 京都情報へ



質美の曳山行事(質美八幡宮)
 住所: 船井郡京丹波町質美(しつみ)庄和の上46
 連絡先は、京丹波町教育委員会 0771-82-0988
 また宮司は福知山市の大原神社の林宮司が兼務されています。
 地元ではミニ祇園祭とも呼ばれているそうです。
 先日、加舎の還幸祭の記事でも書きましたが、老若男女が揃って楽しむことのできるこのようなお祭りは、ずっと続けていただきたいと願います。

   管理人のホームページ口丹波の社 質美の曳山行事のページはコチラ
             同     質美八幡宮のページはコチラ
             同・別館  質美八幡宮のギャラリーはコチラ

   京都学園大学 京都・丹波 Do!たんばRadioのwebサイトはコチラ



 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アタ

Author:アタ
よろしくお願いいたします。

目  次
ページ検索が容易にできます。
関連サイト
口丹波の社
口丹波の花と植物
三枚山の植物
花っていいね!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問いただいた方
企業リンク

ウッドマート

 

 

 

検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサード・リンク