平の沢池の秋(オニバス)

このページではオニバスの葉に覆い尽くされた亀岡市の平の沢池を紹介しています。


 亀岡市馬路町の平の沢池で、今年もオニバスの開花が始まりました……と、何日か前に新聞に出ていたので見に行くと、花はまだ池全体でも数個だけで、盛期はもう少し先のように思えました。


オニバス

オニバスの開花(2012年9月中旬)


 この1ヵ所だけ、まとまって咲いていましたが、他の場所では2、3個見つかっただけでした。
 ツボミはボロボロになった古い葉を突き破って、水面に顔を出します。


オニバス

オニバスの開花(2012年9月中旬)


 葉の直径は、大きなものでは1㍍を楽々超えるほどです。僅かな隙間に浮かんだ新しい葉が、生長と共に古い葉の上に覆いかぶさります。平の沢池では繁殖力の強いハスヒシさえ、オニバスに押されて隅の方で遠慮がちに浮葉を出しています。

 若い葉は皺だらけでハート型をし、緑もきれいです。


オニバス

オニバスの若い葉(2012年9月中旬)


 そして、この皺がのびると巨大な浮葉となり、水面を覆います。


オニバス

オニバスの葉(2012年9月中旬)


 水中にはきっと光が差し込まなくなり、沈水性の水草は生長できなくなるのではないかと思います。
 またこの池にはモツゴなどの小魚が多く暮らしていますが、光量が少ないとエサとなるプランクトンも減るのか、落下昆虫などを求めて葉の隙間の水面近くに集まります。するとその魚を狙ってシラサギやアオサギがやって来て、易々と御馳走をゲットしていきます。


シラサギ

オニバスの葉の上から小魚を狙うシラサギ(2012年9月中旬)


 葉の上には、水に集まる羽虫を捕食するセキレイの姿もありました。


セグロセキレイ

忙しく昆虫を探し回るセグロセキレイ(2012年9月中旬)


 平の沢池のオニバスの花の見頃はもう少し先ですが、鳥たちを見るだけでも楽しめます。


オニバス
水面を埋め尽くしたオニバスの葉と野鳥たち(2012年9月中旬)

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 オニバスのツボミは多く見られました。すぐにたくさんの花が見られるようになると思います。
 オニバスは京都府のRDBでは絶滅寸前種に指定され、環境省の同カテゴリーでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に入っています。

 1年草のオニバスが種を落として枯れると、平の沢池は例年晩秋に一旦水を抜き、天日干しが行われます。そして冷たい風が吹くようになると、北の国から多くの水鳥たちが飛来して越冬します。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

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