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ホームページ「口丹波の社」の管理人アタの雑記帳。
柚子の里で有名な右京区嵯峨水尾地区は、京都市と亀岡市の市境にある谷間の山村です。最寄りのJR保津峡駅からでも車で約10分はかかる、アクセスの大変不便な場所にあり、道路は狭く、乗用車同士の離合さえできない個所が何カ所もあります。
昨年、その水尾に休耕田を利用してフジバカマを植えられた方があり、そのフジバカマに集まった何百匹ものアサギマダラの乱舞が見られるという話を聞きました。それで早速見学に行ったのですが、昨年は時期が遅く、既にフジバカマの花期は終わって、残念ながらアサギマダラの乱舞を見ることはできませんでした。
そこで今年こそはと、ちょっと時期的に早いのは判っていましたが、様子窺いに訪ねてみると……
やっぱり早すぎました。
フジバカマ自体は咲き始めていて、畑一面を花やツボミが覆い尽くしていましたが、アサギマダラの出現はもう少し先のような感じです。
水尾のフジバカマ(2012年9月上旬)
水尾のフジバカマ(2012年9月上旬)
このフジバカマは、挿し芽でこれほどまでに増やされたということです。
一面が花のようにも見えますが、殆どはまだツボミの状態で、今のところは3分咲きといったところでしょうか? それでもアゲハチョウやタテハチョウの仲間は、花から花へ忙しく飛び回り、楽しい雰囲気です。
蝶が舞う水尾のフジバカマ(2012年9月上旬)
フジバカマに集まる蝶(2012年9月上旬)
フジバカマが満開になる頃、きっとアサギマダラも集まってくるのでしょう。その頃にもう1度、水尾を訪ねてみたいと思っています。
まだツボミのフジバカマ(2012年9月上旬) |
水尾のフジバカマ
住所: 京都市右京区嵯峨水尾
府道50号線のJA水尾倉庫の所で交差する細い道を20㍍ほど下ったところにあります。上りの道は愛宕道で標識があります。
駐車場はありません。離れた所に道路が広くなった個所があるので、住人の方や走行車の邪魔にならないように駐車して歩きました。
柚子の木には、まだ濃い緑色をした実がたくさんついていました。水尾には清和源氏の祖、清和天皇の陵墓があります。
また、水尾はかつて丹波国に属していたこともあるそうです。