牧山の松明行事2012

このページでは南丹市日吉町で行われた松明行事を紹介しています。


 24日、2年振りに牧山の松明の見学に行ってきました。2010年に初めて見学した模様は、当ブログに書きましたが、その時と今年の違いは、先ず松明に点火される時間が30分早まって午後7時30分になっていました。てっきり8時と思っていた管理人は、点火の瞬間を見逃してしまいました。やっぱり毎年、事前に確認しないといけないものだと反省です。それともう1つの違いは、年々住民の高齢化や過疎が進む限界集落と呼ばれる当地区で、松明行事の規模も縮小の道を辿っていましたが、今年から近隣地区の応援を受け、小松明の数が増え、普門院、大山祇(おおやまずみ)神社までの参道には灯ろうが並べられて、活気が感じられました。


牧山の松明行事

普門院までの参道


 牧山の松明行事は、多くの文化財を有する普門院の前で行われます。漆黒の闇の中で、普門院と参道だけ明るく光ります。普門院では松明に火が点火されると住民はお千度参りを始めます。


牧山の松明行事

午後8時前、既に松明は赤々と燃え盛っていました


牧山の松明行事

大松明


 松明には地元の松の割木が使われ、脂分を多く含んだ松は、パチパチ音を立てて勢いよく燃え盛ります。


牧山の松明行事

地上に置かれた松明


 松明の炎で、境内は温かな明るさに包まれています。真夏の夜ですが、炎に近づいても牧山ではそれほど熱く感じません。


牧山の松明行事

お千度参りが終わった普門院


 牧山の松明行事では、見学者も含めて全員にホウの葉で包んだ混ぜご飯が振舞われました。


牧山の松明行事
全員に振舞われた混ぜご飯

 豆、ワカメ、チリメンジャコが混ぜ合わされたご飯は、塩加減もよく、美味しくいただきました。


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 同じ盂蘭盆のこの日、南丹市美山町や京都市北部の各所では、上げ松または松上げと呼ばれる火祭が行われました。また23日には亀岡市畑野町ではサンヤレという行事があったそうです。これらすべては火伏せの神を祀る愛宕信仰が起源で、牧山の松明行事も100年以上続く伝統行事です。
 牧山の松明行事は京都府の無形民俗文化財に登録されています。

 牧山地区は東牧山と西牧山に分かれ、松明行事が行われる普門院は西牧山地区にあります。西牧山地区は山の中腹にある狭い谷間の集落で、生活道路は離合の困難なつづら折りの山道1本だけしかなく、最も近いバス停まで約2.5キロ㍍も離れています。松明行事の夜は、集落の細い道に関係者や見学者の車が所せましと並びます。

 最近午後になると、口丹波各地で猛烈な雷雨が発生していたので、この日も天候を心配していたのですが、2012年の松明行事の夜は、幸いなことに澄みきった空に星の冴える、気持ちの良い夜でした。

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