アユ

このページでは淡水魚のアユを掲載しています。


 アユ釣りをする人は、夏の口丹波各地の河川で見られます。
 口丹波の川を泳ぐアユは、海から遡上する、いわゆる天然物ではなく、琵琶湖などで育った稚アユを放流したものです。昔、知り合いのアユの友釣り名人に聞いた話ですが、アユが多くいる川は、川岸に立つとスイカの匂いがするのだそうです。アユはワカサギなどと同じキュウリウオの仲間で、本当にスイカの匂いがするようです。

 アユの友釣りは、縄張り意識の強いアユの闘争本能を利用した釣りで、マスターするのに数年、または10年以上かかるといわれる、日本人の観察力と知恵が生んだ芸術的な釣り方です。しかしここ数年来、琵琶湖産の放流アユの闘争本能が薄れてきて、おとりアユを近づけてもケンカをしなくなり、なかなか釣果が上がらなくなってきていると聞いたことがあります。

 川面に顔を近づけて、澄んだ流れの中を覗くと、確かに数尾の大人のアユが、小さな群れを作るようにして泳いでいる光景が見られます。


アユ

仲良く(?)泳ぐアユ(由良川上流)


 大変見辛くて恐縮ですが、写真には5尾のアユが写っています。8月中旬で、近くでは多くの釣り師が、長いアユ竿を出していました。これらのアユたちは、互いに牽制仕合うこともなく底石についた藻を食んでいました。

 放流したての稚魚の時、アユは群れて暮らしますが、成長と共に群れから離れるものだと思っていました。しかしそれが、そうでもなさそうです。琵琶湖産のアユは現代の学校教育を受けているかのように、皆が仲良しになっているようです。もっとも人間の方は、上辺だけのようですが。


アユ

こちらは3尾連れのアユ(上桂川支流)


 仲良くなったアユの話はこの辺にして。

 旬のアユはやっぱり養殖アユではなく、こうして清流で釣られたアユが食べたいものです。ところがアユは、実際にはさほどきれいでない川でも暮らせる魚です。このページに掲載しているアユは、大河川の上流域のもので、これらの場所ではアマゴやヤマメといった渓流魚も棲息している、まさに清流のアユですが、同じ口丹波でも中流域になると、水は随分と濁っています。透明度が低く濁った川にもアユは放流されています。しかしさすがにそのような川と上流の澄んだ川では、釣り人の数が違います。誰もが、同じ食べるならきれいな水に棲むアユが食べたいと思うからです。冒頭に書いたスイカの匂いは、きれいな川に棲むアユが放つ匂いなのです。


アユ

この2尾は牽制仕合っていました(上桂川支流)


アユ

護岸の石についた藻を食べるアユ(上桂川支流)


アユ

アユ(上桂川支流)


 今年は美味しいアユをまだ食べていません。清流を泳ぐアユを見ていると、塩焼きのアユと、美味しいお酒のことしか考えられませんでした。


上桂川
清流に竿を出す釣り師の姿は、この時期の風物詩です(上桂川本流)

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アユ(キュウリウオ科アユ属)
 本来、稚魚の間は海で過ごしますが、琵琶湖流入河川では琵琶湖で育ちます。
 友釣り期間が終わると、網を使った漁にかわります。若いアユもいいですが、落ちアユも美味しい食材です。以前滋賀県の友人からもらった子持ちアユの昆布巻も忘れられない味の1つです。


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