がれき処理


 先日、地方紙を読んでいると、共同通信社が行った、がれきの広域処理・都道府県アンケートの結果が掲載されていました。おそらくご覧になられた方も多いと思いますが、国ががれきの処理を各都道府県に要請しているにもかかわらず、がれきを安全と考えるのは9知事のみで、国の要請が十分浸透していない実態が明らかになりました。(アンケートは被災地の岩手、宮城、福島の3県は除かれていました)

 記事によると、がれき広域処理アンケートは以下の内容でした。

 問1  放射性物質について安全性が確保されているか?(4択)

    
 ○ 確保されている
 × 懸念がある
 △ どちらとも判断できない
 ◇ その他


 問2  市町村に対する広域処理の協力呼びかけ(5択)

 ○ 呼びかけている
 × 検討している
 
 △ 予定はない
 ◇ その他
 - 回答せず


 問3  国が示した広域処理のガイドラインとは別に独自の基準を策定するかどうか?(6択)

 ◎ 策定した
 ○ 検討している
 × 予定はない
 △ 分からない
 ◇ その他
 - 回答せず

 この問に対して、管理人の住んでいる京都府や隣接する滋賀県、大阪府の回答は、

問 1
問 2
問 3
 
京都府
 
滋賀県
 
大阪府
 

 概ねがれきの処理に積極的な回答が出されていました。日本人が日本人を助けるのは当然のことだし、京都府民として、府が復興に大きな貢献をする姿勢でいてくれることを嬉しくも、また誇らしくも思います。

 しかしこのアンケートでは、大変残念な回答を出された県もありました。

問 1
問 2
問 3
 
長野府
 
福井県
 

 ◇その他て何? -回答しないのはどうして?
 管理人の主観ですが、困っている同胞を助けようという気がまったく伝わってきません。残念です。

 さらに残念なことが、もう1つ。

 アンケートにこのような回答をした福井県で、もうすぐ原発が再稼働しそうです。

 ※ アンケートの問と回答は、4月10日の京都新聞朝刊から抜粋したものです。

【 追記 】
 長野県は自県の災害復興がまだ続いているので、現時点でがれきの処理まで手がまわらないのだと思います。言葉が足らなかったと反省し、ここに追記致しました。(2012年4月15日 23:50)



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No title

お久しぶりです。

おっしゃられるように、感情的には助け合って当たり前、と私も思いはしますが、
地方自治体首長としては、なかなかに判断の難しいところかな、とも思います。
感情論ではなく正論で言えば、徳島県がとある県民の質問に対して出した回答が、とても核心を突いていますので、
ちょっと長いですが貼らせていただきます。



 徳島県や県内のいくつかの市町村は,協力できる部分は協力したいという思いで,国に対し協力する姿勢を表明しておりました。

 しかしながら,現行の法体制で想定していなかった放射能を帯びた震災がれきも発生していることから、その処理について、国においては1キロあたり8000ベクレルまでは全国において埋立処分できるといたしました。(なお、徳島県においては,放射能を帯びた震災がれきは,国の責任で、国において処理すべきであると政策提言しております。)

 放射性物質については、封じ込め、拡散させないことが原則であり、その観点から、東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1キロあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込めてきました。(クリアランス制度)

 ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準にも転用いたしました。(したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋立処分されております)

 ひとつ、お考えいただきたいのは、この8000ベクレルという水準は国際的には低レベル放射性廃棄物として、厳格に管理されているということです。

 例えばフランスやドイツでは、低レベル放射性廃棄物処分場は、国内に1カ所だけであり、しかも鉱山の跡地など、放射性セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されています。

 また、群馬県伊勢崎市の処分場では1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より、大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶け出し、排水基準を超えたという報道がございました。

 県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております。



以上ですが、これを読むと、実際、そう簡単には受け入れられないことも納得しますし、
従来、ほんの僅かな放射能漏れでも大騒ぎしていたのに、
封じ込めではなく拡散させるという手段が、果たして将来的に良い結果に繋がるだろうか、という疑問も生じてきます。
私も心情としては受け入れるべきという立場ではありますが、
各自治体の対応がどうというよりも、政府が説明責任を果たしていないことが問題だと思います。


別の記事のことになりますが、某神社のカヤラン、見つけられたのですね。
写真を見てすぐに、ああ、あの木だな、と判りました。
実はあの北側にある神社にもあります。



hiro1jzさん

 お久しぶりです。

 少々感情的になっているなと、書いている時から判ってはいたのですが…書いてしまいました。地方の首長
さんによって考え方が違うのは当然ですし、放射能に汚染された極めて危険ながれきが、我が町にやって来ると
なると誰もが不安で心配で堪らないことだとは思います。私もそんな1人です。
しかし、じゃあこの狭い国土の中で、がれきをどこで処分したらいいのでしょうか? すべて政府と東電のせい
だとは言え、政府だけで処分するとなると、いつまでたっても東北の復興などできないのではないかと思って
います。私は被害に遭われた何の罪もない人たちに、1日でも早く普段通りの生活に戻っていただくことこそ
が、今1番に考えなければならないことだと思うと同時に、機動力のない政府に多くを任せる方が無責任なの
ではないかとも思っています。だからやっぱり、勿論大きな反対もある中で、がれきを受け入れようとされる
知事さんや市町村の首長さんの強いリーダーシップと勇気に感銘を受けています。

 話は変わって、カヤランですが、やはりご存知でしたか。多分ご存知だろうなと思っていました。市の古~い
記録には、あの辺りにはクモランも自生していたようですよ。真剣に探してないので今でもあるのかどうだかわ
かりませんが、ひょっとしたら偶然出会えるかも知れないな、なんて期待しています。
 ところで、気候もよくなってきて、hiro1jzさんのブログ更新を今か今かと待ち侘びています。
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