カヤラン2012

このページでは今年新しく見つけた自生地での、カヤランの様子を掲載しています。


 現在京都府のレッド・データ・ブックで準絶滅危惧種のカテゴリーに入る野生着生ランのカヤランが、口丹波では比較的広範囲に自生していることを、このブログを書くようになってから知りました。もちろん希少種なので、どこでも自生が見られるというものではありませんが、深い山に入らなくても、人里近くの樹上にでもひっそりと生きているランなので、注意して探せば意外なところで見つかるかも知れません。

 そんなランなので、今年に入ってから、新たに2ヵ所で自生を確認しました。


カヤラン2012

京都市右京区の山中(2012年2中旬)


 植林されたスギ林で、細い枝にぶら下がっていました。地上からの高さは丁度人の目の高さぐらいの低い位置でした。


カヤラン2012

京都市右京区の山中(2012年2中旬)


 同じスギ林の地上に落下していたカヤランです。スギの葉に着生していたもので、自然に枯れたか、雪のせいで落下した葉と共に落ちてきたものだと思います。茎全体でも3㌢ほどの小さな株で、同じようなものがもう1株、近くに落ちていました。カヤラン自体は、まだ葉が青く艶もあったので、これら2株は拾って、昨年12月に京丹波町で拾って育てているカヤランのそばで、枯れたスギの葉をつけたまま、風に飛ばされないように注意して置いています。拾ってきてから1ヵ月以上経ちますが、根付くかどうかはまだ判りません。
 ちなみに昨年の12月に拾ったカヤランは、環境が適しているのか、今は細い花茎をのばし始めています。


カヤラン2012

葉の下に花茎が見える自宅のカヤラン(2012年3中旬)



 そして今月、新たに出会ったカヤランはこちらです。


カヤラン2012

樹上3㍍ほどの所で見られたカヤラン(2012年3下旬 亀岡市)


 亀岡市でカヤランを見たのは初めてです。着生している木の根元近くには小さな川があり、山から流れ下る水は、恐らく年間を通じて枯れることはないのでしょう。周囲には高木が生い茂り、日陰と十分な湿度が保たれている、このランにとっては理想的な生育場所のような気がします。

 同じ木の人の胸の高さぐらいな所に、1株だけみんなと離れて生えていました。


カヤラン2012
小さな株ですが花茎をのばしています(2012年3下旬 亀岡市)

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 今年はどの種類の植物も、寒さのせいで開花が遅れていますが、カヤランの開花はとても楽しみです。

 少し前に、このブログに非公開で寄せていただいたコメントで、冒頭に書いた京都府のレッド・データ・ブックの見直しが現在進められていて、植物では今まで記載されていなかった種が大幅に増える見込みだと、教えて下さった方があります。シカによる食害が深刻だとも書かれていましたが、併せて盗掘も多いということでした。
 口丹波に限っては、幸いカヤランはまだ自生地が守られているように思います。今後も身近なランであってほしいと願っています。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

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