年振り祭

このページでは亀岡市の西山神社に伝わる神事を紹介しています。


 1月3日、亀岡市畑野町にある西山神社で、この神社にのみ伝わる珍しい神事の年振り祭が営まれました。

 西山神社は畑野町千ヶ畑、広野両地区の氏神様で、年振りとは、参列した氏子たちが恵方に向かって、餅が挟まれたシキミの束を頭上で振りながら「ワッハッハ!」と大笑いする儀式です。

 2011年の締め括りはミヤナリエで暖かな光を眺め、穏やかな気持ちで年が越せました。
 2012年は少しでもいい年であってほしいので、その年頭に神様と共に笑うこの神事を見学に行きました。

 亀岡市と言っても畑野町は大阪府の能勢町や、南丹市園部町の瑠璃渓と接する山間の町で、亀岡市街と較べると標高も高く、冬は京都府下でも屈指の寒冷地です。今年は雪が少なく、路面の凍結もなく、予定通りに現地に到着することができました。


年振り祭

西山神社 正面(2012年1月3日)


 午前7時10分頃に西山神社に到着しました。
 神事は7時30分頃から始まりました。


年振り祭

神事の始まり


 千ヶ畑、広野両地区の代表が拝殿に並びます。神職は本殿で祝詞を奏上し、神事に参加する他の氏子たちは、境内2ヵ所の焚き火を取り囲んで進行を見守ります。

 そして神職が境内にいるもの全員をお祓いし、代表らの玉串奉納、巫女の舞と続きます。


年振り祭

巫女の舞


 神事は粛々と進み、8時15分頃、最後に氏子全員が本殿の1段下に集まって、年振りが行われました。


年振り祭
シキミを手に本殿下に集まります

年振り祭

年振り  今年の恵方である北北西に向かってシキミを振り、笑います


 シキミを振って笑う前に、代表らが「大とし、ことし、さんみよ黄金、すずの稲穂に5尺の穂丈、エンヤ」と3回唱えます。今年の豊作を祈願した神事です。

 畑野町は今でこそ新興住宅地となっていますが、昔から耕作面積の少ない土地で、炭のような山林資源が生活の糧でした。農耕はその年の気候によって大きく左右され、昔は家族が食べる分の作物も不足したような年もあったのではないかと思います。
 そのような環境でも、大らかに笑い飛ばしてきた先人のバイタリティーには頭が下がるばかりです。

 同時に、昨年大きな災害に見舞われた日本国民の、底力を感じました。


年振り祭

神事で振られたシキミ  大きな餅が挟まれています


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西山神社
 住所: 亀岡市畑野町千ヶ畑西山1-11
 駐車場有り。
 神仏習合時代は牛頭天王を祀る、いわゆる祇園さんでした。明治以降は素戔鳴(すさのお)尊が主祭神です。
 西山神社では年振り祭の後、引き続き交通安全祈願祭が行われました。

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