水原の庚申さん

このページでは京丹波町の梅田春日神社の摂社、猿田彦神社を紹介しています。


 京丹波町水原地区の氏神様は、旧郷社の梅田春日神社です。その三間社流造の本殿は見事な彫刻が目を惹きます。
 しかし近郷では梅田春日神社よりもその境内摂社の猿田彦神社の方が有名で、猿田彦神社は昔から「水原の庚申さん」と呼ばれてきました。


水原の庚申さん

猿田彦神社 本殿


 社前にはおびただしい数の手縫いの奉納猿が吊り下げられています。猿田彦神社は、往古は梵天帝釈天と称し、60年毎(庚申歳)に開帳を行います。神仏習合当時は京都三宝院配下の高原村字蕨(わらび)大福興寺が出張開帳をしてきたそうですが、維新の際の神仏分離で今の社名に改称しました。


水原の庚申さん

猿田彦神社 本殿


 猿田彦神社は昔から雷除けの神として、また雨乞いに霊験のある神として近郷の信仰篤く、氏子の家には往時から雷が落ちないと伝えられています。
 そして神楽の神としてのご神徳もあり、4月の本祭で奉納される「太々(ダイダイ)神楽」は交通安全、雷除け、雨乞いの神事です。

 さて開帳についてですが、普通は一般に拝観を許さない秘仏(本尊)をある時期限定で公開することを、開帳といいます。しかし神社においてはご神体の拝観は宮司といえども本庁の許可が必要なので、開帳というのはあり得ないことなのだそうです。
 猿田彦神社は帝釈天だった時代に開帳ごとに本尊の拝観を許していました。ところが明治の神仏分離によって、由緒を記した古文書などは焼き払われ、本尊である帝釈天の木像は、屋根裏に放置されてしまいました。それが昭和39年になって社殿修理の際に偶然発見されたのです。木像は調査の結果平安末期の作であろうと推定されました。現在帝釈天像は社宝となり、開帳によって参拝者も拝観できるようになりました。
 ただし開帳(本開帳)は上述のように60年毎であり、それを大祭とし、本開帳から30年後には中開帳が中間大祭といて斎行されます。来年平成24年はその中間大祭の年にあたり、4月7日から9日までの3日間祭りが営まれます。

水原の庚申さん
水原の庚申さん
奉獣
奉獣

水原の庚申さん
猿田彦神社 本殿  摂社とはいえ三間社の大きくて立派な社殿です

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猿田彦神社
 住所: 船井郡京丹波町水原宮ノ下(梅田春日神社境内)
 国道9号線から鳥居を潜り直接境内まで車で上がれるようですが、管理人は東側の鳥居付近に駐車しました。
 御祭神は猿田彦大神。
  由緒書によると正中三年(1326年)創建。承応二年(1653年)補修。文政年間(1818~1829年)に上屋再建とあります。

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