長楽寺

このページでは京丹波町の長楽寺を紹介しています。


 長楽寺の縁起は不明ですが、寺伝によると、臨済宗天龍寺開山の夢窓国師によって弘安八年(1285年)に道場として創建された寺で、その後国師は本山天龍寺を開山したと伝わることから、本寺は長い歴史を有する近隣屈指の古刹です。
 本堂には東山院上皇(113代天皇)、中御門院上皇(114代天皇)、樹町院上皇(115代桜町天皇)の御尊儀(三位牌)が祀られていて、古くは勅願寺ではなかったかと言われています。
 また東照大権現の位牌もあり、その傍らには盛春院殿王栄楊淋大師覚霊(浅井三姉妹の初の侍女)の牌が安置されています。このことから本寺が徳川家とも関係が深かったことが窺われます。


長楽寺

長楽寺 参道


 内に入ると、立派な本堂が目に飛び込んできます。境内がとても広いので大きな本堂も実際ほど大きく感じません。

長楽寺のある上大久保地区は、山に囲まれた谷間の集落で、谷の中央には土師川(はぜがわ)が蛇行し、民家の多くは麓のなだらかな斜面に建っています。そのため集落内の道路は大変狭く、軽自動車同士の離合も困難です。そのような集落にあって、本寺の広い境内は往古の寺盛の名残でしょうか?


長楽寺

本堂


長楽寺

鐘楼


 古い梵鐘は戦時下の供出でなくなり、現在の梵鐘は戦後作られたものです。


長楽寺

地蔵堂


長楽寺

薬師堂  堂の前の石燈籠には元禄五年と刻まれていました


 薬師堂にはご本尊の木造薬師如来坐像が安置されています。この坐像の作者は不明ですが、美しい古仏で、国宝級の価値があるのではないかと、調査されたことがあるようです。結果は宝永年間に行った蓮台の修理の仕方が悪くて、蓮台が国宝に値しないとされたそうです。坐像は町指定文化財として、大切にされています。

 長楽寺の仏堂は、上記以外に庫裏、観音堂、八幡宮などがあります。


長楽寺

観音堂   多聞天の扁額が掛けられていました


長楽寺

八幡宮   覆屋の中に2社鎮座されています


長楽寺

境内の蓮池  大きな池でした


長楽寺

境内  薬師堂(左前) 観音堂(右奥) 地蔵堂(右端)

クリックで救える命がある。
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 京都情報へ


寿福山 長楽寺(臨済宗天龍寺派)
 住所: 船井郡京丹波町上大久保寺垣内52
 ご本尊は釈迦牟尼仏(文明十七年作)
 駐車場有り。

 苔むして美しい庭園です。ご住職でしょうか、たまたま境内におられたので少し言葉を交わすと、今は時期が遅いですが、先頃までは紅葉がきれいでしたよ、とおっしゃっていました。来年の秋には、また訪ねたいと思っています。


長楽寺
参道  紅葉は既に散っていました

 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アタ

Author:アタ
よろしくお願いいたします。

目  次
ページ検索が容易にできます。
関連サイト
口丹波の社
口丹波の花と植物
三枚山の植物
花っていいね!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問いただいた方
企業リンク

ウッドマート

 

 

 

検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサード・リンク