北桑三十三霊場(第10番から第17番)

このページでは北桑三十三霊場の第10番永照寺から第17番深見寺までを紹介しています。



第10番 永照寺
永照寺
 住所:  南丹市美山町樫原大原谷17
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  不明
 文化財: 
 その他: 山号は日谷山。 沿革は不明。 寛文五年(1665年)に僧麟朔の開基と伝わります。 府道12号線から大原谷へ入った同じ道筋に、旧郷社の大原神社や国指定重要文化財の石田家住宅があります。
第11番 岩栖寺
岩栖寺
 住所:  南丹市美山町島住古瀬10
 宗派:  臨済宗南禅寺派
 本尊:  不明
 文化財: 
 その他: 山号は龍潭山。 応永二年(1395年)に細川満元の開基で、開山は希世と伝わります。 文化財未指定ながら、寺宝に十一面観音立像(地蔵堂)があります。
 北桑33ヶ所の中には無住のお寺が多くありますが、南丹市役所美山支所のすぐ近くにある本寺もまた一見無住のようでした。
第12番 遍照寺
遍照寺
 住所:  南丹市美山町板橋石浦13
 宗派:  高野山真言宗
 本尊:  不明
 文化財: 
 その他: 山号は松林山。 大治三年(1128年)に智円法印の創建と伝わります。 現在の堂宇は明和五年(1768年)再建の建物です。 寺宝に紙本著色愛染明王画像(室町期の作?)があります。
 木梨軽皇子の伝承が残る板橋区は以前は東西と南を山で囲まれた不便な土地でしたが、南の山に延長約1kmの府道19号線神楽坂トンネルが開通(1997年)して同市日吉町佐々江に抜けられるようになり、交通の便は格段に良くなりました。
第13番 普明寺
普明寺
 住所:  南丹市美山町北中牧6
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  聖観世音菩薩
 文化財: 
 その他: 山号は異月山。 南丹市の観光名所であるかやぶきの里の中にある普明寺は、大治五年(1130年)に大原良忍の開基と伝わります。元は真言宗門法寺末でしたが、光厳天皇が当地一帯を嵯峨天龍寺に寄進されたことにより臨済宗に改宗しました。しかし康安年中(1361~1362年)に類火によって廃滅状態となり、その後200余年を経て廃寺同然となっていた本寺を、諸国を巡って勧進をしていた後円融天皇下賜号、智覚普明国師の目に止まり、再建され曹洞宗に改められました。その後再度の火災の後、若狭国妙徳寺第六世怡山文悦和尚の尽力によって三度再興され現在に至っています。 茅葺屋根だった寺は昭和十九年に三度目の火災によって焼失し、現在の建物は戦後すぐに再建されたものです。本尊の聖観世音菩薩は桓武天皇の勅願で建立されたという、門法寺の仏像の1躯とされていて、度重なる火災にも本尊だけは守られてきたのだそうです。今では子安観音として篤く信仰されているようです。
第14番 継福寺
継福寺
 住所:  南丹市美山町中小下前8
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  不明
 文化財: 
 その他: 山号は医王山。 創建等は不明。普明寺同様大原良忍上人(1073~1132)の開基と伝わります。良忍上人開基の寺は他に昌徳寺(河内谷)、最勝寺(佐々里)、福正寺(南)があり、継福寺を含めその多くが後に臨済宗に改宗しています。継福寺の場合は創建後1300年代に春屋妙葩(しゅんおくみょうは)によって再建され、蓮如上人が当地に立ち寄った文明七年(1475年)から30年ほど後の永正年間(1504~1521年)に洞雲寺、正明寺(芦生)と共に天龍寺一白統公和尚なる僧によって臨済宗に改宗されました。その後に曹洞宗の禅寺となった継福寺は普明寺や洞雲寺と同じような経緯があったのかも知れません。
第15番 万昌寺
万昌寺
 住所:  南丹市美山町江和ヱ前49
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  十一面観世音菩薩
 文化財: 
 その他: 山号は江山。
 創建等は不詳。 江和区は往古以来5ヶ寺を有し皆真言宗でしたが、門法寺の衰退と共に臨済宗に改宗させられました。しかし慶長年間(1596~1615年)に至り珍山永宝和尚が本寺を再興し、以降曹洞宗となり若狭国妙徳寺の末寺となりました。 江戸末期には5ヶ寺を併合して万昌寺のみとなりました。このことから本寺には什宝仏像が数多く所蔵されているそうです。北桑33ヶ所の第15番札所も、もとは頤中庵であったのが本寺に移されたとのことです。
 万昌寺の鐘楼は明暦三年(1657年)の鋳造です。
第16番 洞雲寺
洞雲寺
 住所:  南丹市美山町田歌奥ノ谷23
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  准提観世音像
 文化財: 
 その他: 山号は青龍山。永正元年(1504年)に嵯峨天龍寺の一白統公和尚の開基で、同寺の末となりました。しかし後に火災によって焼失し、若狭国妙徳寺第六世怡山文悦和尚が本寺を再建し曹洞宗に改めました。
 寺宝に版本大般若経(応安年間の春日本)があります。

ご詠歌: 水上は いづくなるらん 此の寺の 流れ涼しき 青龍の滝
第17番 深見寺
深見寺
 住所:  南丹市美山町野添夷堂43
 宗派:  曹洞宗
 本尊:  不明
 文化財: 【 府指定文化財 】絹本著色等栄信倫禅尼像1幅
 その他: 山号は白峨山 寛永三年(1626年)に僧班隆の創建と伝わります。 本寺は美山町らしい茅葺屋根のお寺です。 元々は(美山町)深見地区にあったものを、いつの時代かに当地に移築されたものかも知れません。 文化財の絹本著色等栄信倫禅尼像には室町時代の延徳四年(1492年)、了庵桂悟の賛があり、これによって婦人肖像画としては文安六年(1449年)製作の「絹本著色長生比丘尼像」に次ぐ古い作品であり、室町後期以降に製作される婦人肖像画の先駆的作品として高く評価されています。 寺宝はほかに、版本大般若経があります。


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