首塚大明神

このページでは山城国と丹波国との境に位置する老ノ坂峠に祀られている首塚大明神を紹介しています。


 京都市の西の端、大枝山の山腹にある老ノ坂(おいのさか)峠は、古くから山城国と丹波国を結ぶ主要道路でした。万葉の時代の大枝山は大江山と書かれ大江坂が老ノ坂の語源となったみたいです。
 その大枝山の山城丹波両国を分ける境界石が置かれた場所からほんの20㍍ほど山城側に入った所に、首塚大明神という一風変わった名前の神社が祀られています。

 首塚なので誰かの首が埋められた場所で、神社はその誰かを祀っているわけなのですが、ここで祀られているのは酒呑童子(しゅてんどうじ)という平安時代に都で悪行を重ねたの頭目です。


首塚大明神

山城国と丹波国を分ける境界石


首塚大明神

首塚大明神 社頭


 首塚大明神境内の案内には以下のようなことが書かれています。
 平安時代の初期(800年頃)丹波国大江山に本拠を構えた酒呑童子は、都に出ては金銀財宝を奪い、婦女子をかどわかすといった悪行を重ねていた。天子(天皇)は源頼光以下四天王に酒呑童子とその一族の征伐を命じた。頼光らは大江山の千丈ヶ嶽に分け入り苦心の末征伐し、酒呑童子の首級を証拠に都へ凱旋する途中当地で休憩をしたが、道端の子安地蔵尊が「鬼の首のような不浄なものは、天子様のおられる都へ持ち行くことはならん」と告げられた。すると相模の国の足柄山で熊と相撲を取ったという力持ちの坂田金時が、それでも都へ持っていくと言って首を持ち上げようとすると、急に重くなって持ち上がらなくなった。一行は止むを得ずこの場所に首を埋めて首塚を作ったと伝わる。酒呑童子が頼光に斬首されるとき、今までの罪を悔い、これからは首の上に病を持つ人々を助けたいと言い残したとも伝わり、首塚大明神は首より上の病気に霊験があらたかである。

 以上が現在は宗教法人である首塚大明神が鬼の酒呑童子を祭神とされている理由です。


首塚大明神

首塚大明神のご神木  神社の周囲には大きな木がたくさんあります


首塚大明神

首塚大明神  正面


首塚大明神
本殿

首塚大明神

境内


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首塚大明神
 住所: 京都市西京区大枝沓掛町(おおえくつかけちょう)
 国道9号線老ノ坂トンネルの南に位置します。 駐車場はありません。
 社殿や鳥居などは昭和61年に建てられたものです。
 所在地は京都市になりますが、神社を守護しているのは酒呑童子が住んでいたとされる亀岡市篠町王子の氏子さんとのことです。


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