育成中の山野草 2011

このページでは現在自宅で育成中の山野草を掲載しています。

本題に入る前に.....

 先週末から日曜日にかけては台風12号の影響で口丹波でも強風が吹き荒れ、横殴りの雨が降りました。亀岡市などでも大雨洪水警報が発令されたりもしましたが、幸いにも管理人が住む地域には雨はそれほど多く降りませんでした。

 しかし同じ近畿でも和歌山県、奈良県では甚大な台風被害を受け、多くの方がお亡くなりになり、また行方不明になっておられます。さらには住む家や田畑を無くされた方も記憶にないほど多くいらっしゃいます。

 被害を被られたすべての方にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、1日でも早く復旧・復興できますよう、心よりお祈り申し上げます。 (2011年9月7日 管理人 アタ)





 台風が去り庭の状態を見ると、思ったほど枯れ葉などの散乱物は多くなく、置きっぱなしにしていた植木鉢も倒れているものはありませんでした。

 このブログを始めて山野草に興味を持って以来、園芸店や通販で購入したもの、動物によって掘り起こされて枯れそうなのを持ち帰ったもの、挿し木をしたもの等々で、植木鉢やプランターの数は随分増えてきました。
 自宅に移植した山野草の中にはコクランのような京都府下では希少な野生ランもあれば、ゲンノショウコやムラサキサギゴケのようないわゆる雑草もあります。また昨年の晩秋に種を蒔いたササユリのポットなども、来年芽を出してくれるかどうかわからないまま並べています。

 このページでは現在自宅で育てているそうした山野草の中から、育て始めて1年以上経過したものを中心に紹介しようと思います。それらは園芸素人の管理人でも育てられた植物なので、山野草の中でも割と容易に育成できるもの達だと思います。


コクラン

コクラン(2011年9月上旬)


コクラン

コクラン(2011年9月上旬)


 柔らかな針葉樹の落ち葉の上に自生しているコクランは、動物によって簡単に掘り起こされてしまいます。このコクランもその中の1つで、見つけた時には根は乾燥し葉も部分的に茶色くなっていましたが、移植後元気を取り戻し今年は開花こそしませんでしたが新しい芽を勢いよく出してくれました。現在自生地のコクランは昨年の状態と余り変化はありませんが、増殖するには非常に難しい環境にあります。もし壊滅的な危機に見舞われた時には、育てているランやその子株を戻せるようにと大切に育てています。(自生地でのコクランの様子はホームページ三枚山の植物で紹介しています)


ミヤマウズラ

ミヤマウズラのツボミ(2011年9月上旬)


ミヤマウズラ

ミヤマウズラの花(2011年9月上旬)


 ミヤマウズラはシュンラン同様多く自生している野生ランの仲間です。今年は昨年よりほんの少し遅い開花となりました。小さな花なので顔を近づけないと細かな所まで観察できませんが、管理人お気に入りの野生ランです。


ジエビネ

果実をつけたジエビネ(2011年9月上旬)


 昨年購入し、今年花が咲いたジエビネの果実が膨らんできました。ランなので種で増やすことは困難ですが、大きく育ってほしいと願っています。


クモキリソウ

クモキリソウの果実(2011年9月上旬)


クモキリソウ

クモキリソウの偽球(2011年9月上旬)


 クモキリソウは群生しているところはあまり見ませんが、口丹波の各地で広く見られる野生ランの1種です。花が咲くと自家受粉で果実を結ぶことができるようです。ネットなどで調べると育成はそんなに簡単ではないと書いてあるサイトがありました。上のクモキリソウは年中屋外に置いていますが至って健全そうに見えます。偽球も昨年の倍ほど太り径は2㌢を超えています。子株もできていて育成環境が適しているようです。


ハグロソウ

ハグロソウ(2011年9月上旬)


ハグロソウ

ハグロソウの白花(2011年9月上旬)


 ハグロソウは自宅近くの林道の縁に自生しているのですが、毎年夏に市から委託されたシルバー人材センターの人たちによって行われる草刈りで、多くは地上3㌢ほどを残して上の部分は刈り取られてしまいます。多年草のハグロソウが枯れることはありませんが、なかなか花が見られません。そこで数株を植木鉢とプランターで育てていたのですが、今年移植後初めて花が咲きました。写真の白花は今まで見たことのないもので、この花を見た時は感動しました。ハグロソウの花は1日花ですが次々と咲いてくれます。


ヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギス(2011年9月上旬)


ヤマジノホトトギス

ヤマジノホトトギス(2011年9月上旬)


 台風が来る直前にツボミが膨らんだ状態だったヤマジノホトトギスは、強風に曝されながら開花していたようです。上にのびていた茎は風で倒されてしまいましたが、10㌢余りの低い草丈でも1人前の花が咲きました。地上部が冬に枯れるので心配した時期もありましたが、春に新葉が出て安心しました。しかしそこからの生長が遅くまたまた心配をしていたのですが、通常の開花時期にきっちり間に合いました。


ツルリンドウ

ツルリンドウ(2011年9月上旬)


 ツルリンドウは口丹波各地で普通に見られる山野草です。自宅では路地植えのものが元気に生長しています。今後花が咲き、冬に真っ赤な果実が見られれば嬉しいのですが。


ナンバンギセル

ナンバンギセル(2011年9月上旬)


ナンバンギセル

ナンバンギセル(2011年9月上旬)


 ナンバンギセルは3年前に購入したものです。1年草なので昨年の種が今年こうして花を咲かせました。実は昨年のナンバンギセルは開花したものの大変小さな花だったので、おそらく種はできていないだろうと今年の発芽と開花は諦めていたところだったので、大変嬉しく思っています。冬には植木鉢も増やして今年の種を蒔こう思っています。


サネカズラ

サネカズラの雌株(2011年9月上旬)


 サネカズラは雌雄異株で赤く美しい果実を結ぶのは雌株の方なのだそうです。種からでも育てることはできますが、それでは雌雄どちらかわからないので、上のサネカズラは雌株を挿し木したものです。意外と簡単に根を下ろしてくれました。挿し木をした小枝すべてが根を下ろしたので写真の1本だけ路地植えにしました。ただこの先どういう風に育てるかは決めていません。


ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤクの果実(2011年9月上旬)

 写真のヤマシャクヤクは今年購入したもので、購入時には花が咲いていました。その花は白いヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクの中間種のような淡いピンクの可愛い花でした。このヤマシャクヤクを増やそうと、種が熟するのを待ちわびているところです。


ヤマアジサイ

ヤマアジサイの挿し木苗(2011年9月上旬)


ヤマアジサイ

ヤマアジサイの挿し木苗(2011年9月上旬)


 山野草の採集は魚とりや昆虫採集となんら変わらず、無暗に咎められるものではありません。昆虫や魚を飼育したり植物を育てることで、初めてわかることも多々あるからです。しかし何でもそうですが保護が必要なものを趣味で採取あるいは盗掘するのがいけない事なのは当然で、保護が必要でないものでも根こそぎ全部持ち帰るようなことをしてはいけません。出来る限り環境のことを考えると、植物、特に樹木の場合は枝を切って持ち帰り、挿し木で増やすのがいいのではないかと思います。上のヤマアジサイはそんな考えから今年挿し木をしてみたところ、ご覧のように新葉が出てきました。同じプランターに装飾花が白いものとピンクのものを挿したので、どれが白でどれがピンクだかはわかりませんが、どうやらどちらもこのまま順調に生長してくれそうな感じです。

 他に今までに挿し木で成功したものは、ウツギ、タニウツギ、コツクバネウツギ、にゃんこが泣いて喜ぶというマタタビなどがあります。これからも色々試してみようと思っています。


カナヘビの子供

飛び入りのカナヘビ(2011年9月上旬) 今春生まれの子供のようです


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 上記の植物で、ヤマシャクヤク以外は当ブログに掲載しています。興味を持たれた方は植物インデックスのページで検索して下さい。
 また管理人のホームページ三枚山の植物に掲載しているものもございます。お時間が許せば覗いていただけると嬉しいです。


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