平の沢池のヌートリア

クリックで救える命がある。

 以前オニバスの記事を書きました。夏場は水面をそのオニバスの巨大な葉に覆い尽くされる亀岡市の平の沢池は、四季を通じて訪れる者の目を楽しませてくれます。平の沢池の冬の顔はまた後日ご紹介するとして、このページでは池にとっても人にとっても困った生き物を紹介していきます。

 それは写真のヌートリアです。川やため池などでたまに見かけることがありますが、平の沢池にも生息していました。今や西日本だけでなく関東地方にまで生息域を拡大させているといいますから、ここにいても何も不思議ではないのですが、日中簡単に姿を人目にさらすものがいるということは、かなりの数のヌートリアがこの池にはいるのではないかと思えてしまいます。
 実はヌートリアを見た時に管理人が感じたのは、この大きなネズミのことだけではありません。写真のヌートリアの周りに何やら浮いている細かなものが見えると思いますが、これは恐らく水生シダの1種でオオアカウキクサという、これまた外来種なんです。小さなため池では爆発的に増殖して水面を真っ赤に染め、水質の悪化につながることもよくあります。
 昨年鎮座1300年大祭を営まれた出雲大神宮では、大祭の直前氏子さんたちによって境内池の水面を覆っていた大量のウキクサが除去されましたが、これは大変な作業だったようです。
 当然水中にはブルーギルやブラックバスが泳いでいることでしょう。田舎の良さでもある、「昔ながらの何々…」というものが、どんどん失われていくような気がしてなりません。


ヌートリア

ヌートリア  泳ぎは大変得意です。


ヌートリア

ヌートリアの周りにオオアカウキクサが漂っています。


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ヌートリア(ネズミ目ヌートリア科)
 第二次世界大戦ごろに、世界中の国で軍人の防寒着用の毛皮を取るために飼育されていました。日本でも同様の目的で輸入飼育され、用がなくなれば一部の個体は野に放たれました。ヌートリアはネズミの仲間ですからその繁殖力は強く、それこそネズミ算式に増え続けています。生息地の各自治体ではそれぞれ独自に駆除を目的とした捕獲をされていますが、1970年代のイギリスが10年越しで約100万匹を駆除して絶滅させたように、本気で絶滅させようと思えば国を挙げて取り組まないと無理なんではないでしょうか?

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