ササユリ(2)

このページでは口丹波に自生するササユリを掲載しています。


 昨年は京丹波町のわち山野草の森で咲いていたササユリを掲載しました。

 かつてササユリは管理人の地元でも身近な山野草でした。しかし、思えばその姿を見なくなって約40年も経過していました。
 そして、もう地元の山でササユリに出会うことはないだろうと諦めていた矢先のことでした。先に掲載したジガバチソウの観察を定期的に行っていた際に、ジガバチソウの自生地の近くで偶然に2本のユリが目にとまりました。最初はナルコユリかな? とも思いましたが、何か少し違和感があって、ジガバチソウを見に行った時には、こちらも一緒に生長を観察するようにしていました。

ササユリ
ササユリ
まっすぐのびた1本
クネクネしたもう1本(どちらも2011年5月22日)

 上の2本は1㍍と離れていない同じ場所にありました。共に急な斜面の上にあり、そばへ近づくことはできません。

 昨年わち山野草の森で購入して、今年も芽を出してくれた自宅のササユリの葉は写真のものよりもずっと短いので、この時点では2本が何ユリなのかわかりませんでした。


ササユリ

このユリの葉(2011年5月22日)


ササユリ

まっすぐのびた方にできたツボミ(2011年6月4日)


 クネクネした方にはツボミができていませんでした。このツボミを見て、「これはひょっとして?」と思い始めました。


ササユリ

ツボミが膨らんできました(2011年6月12日)


 この日、自宅のササユリが開花しました。山は少し涼しいのであと1週間ぐらい先だろうと、今日を心待ちにしていました。

 そして今朝、梅雨空で厚い雨雲が広がる中、ワクワクしながら見に行くと…


ササユリ
咲いていました! およそ40年振りの再会です!(2011年6月19日)
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ササユリ

未明に降った雨に濡れています(2011年6月19日)


ササユリ

花は真っ白にも見えますが、ほんのりとしたピンクも確認できました(2011年6月19日)


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ササユリ(ユリ科ユリ属の多年草)
 本州の中部から九州にかけて分布。日本固有種
 口丹波での花期は6月中下旬頃だと思います。
 写真のササユリは林道に近く、終日直射日光が当たらないような薄暗い斜面で、他の草木の葉に隠れるようにして、ひっそりと咲いていました。管理人は「誰にも見つかるなよ」と言葉をかけて、その場を去りました。
 ササユリは同じ山に自生するオニユリのようなムカゴは作らず、種子によって繁殖します。山の多い口丹波地方においてもササユリは減少しています。これは人間が園芸目的で採取することや山林の開発が原因の一つかも知れませんが、それよりも数を夥しく増やしたイノシシによる食害が最大の要因ではないかと考えます。イノシシはササユリだけでなくオニユリの球根(ユリ根)を掘り起こして食べます。そのため以前は山地から平野部まで広く自生していたオニユリすら、数が激減しています。


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