おびんづる様

このページではお寺の堂宇の外に祀られている聖者、びんづる尊者を掲載しています。


 おびんづる様はお寺にお参りすると時々お見かけする仏様です。通常おびんづる様の像は堂の外に安置してあります。拙宅の宗派は妙心寺派臨済宗ですが、檀那寺の観音堂にもおびんづる様が祀られています。

 その檀那寺の前住職におびんづる様のことを尋ねると、名はビンドーラと言い、お釈迦様の弟子であったが酒好きで、そのためお釈迦様から「より民衆に近い場所で法を説きなさい」と命じられ、他の弟子のようにお釈迦様の傍(堂内)でお仕えができなかったのだそうです。ただ他の仏教国でおびんづる様をこのように扱う国はないそうで、日本で作られた話なのかも知れません。


千手寺のおびんづる様

亀岡市の獨鈷抛(とこなげ)山 千手寺のおびんづる様


 亀岡市の千手寺のおびんづる様には金網が張られています。このように金網で守られたおびんづる様は他のお寺でも見かけることがあります。管理人は長くこれをアライグマなどからお守りするための金網だと思っていました。しかし檀那寺の前住職に伺うと、おびんづる様は古くから撫で仏として信仰を集め、頭の痛い人は頭を、肩のコリがひどい人は肩という風に、ケガや病気の人がその悪い箇所を撫でる風習がありました。ところがその事が逆に伝染病を広げるという理由で、明治の初期に国からおびんづる様には金網を設置して触れられないようにせよというお達しが出たのだそうです。それでおびんづる様を堂外に安置する各寺は金網等で囲ってしまったという事でした。檀那寺の前住職は現在おびんづる様に金網のない寺は、その寺独自の判断で撤去されたのでしょうとおっしゃってました。そう言えば檀那寺のおびんずる様にも金網は張られていませんでした。


穴太寺のおびんづる様

亀岡市の菩提山 穴太(あなお)寺のおびんづる様   開放的です


薬師寺のおびんづる様
京丹波町の東光山 薬師寺のおびんづる様  格子戸になっています
-PR-
妙心寺

大国寺のおびんづる様

兵庫丹波は篠山市の安泰山 大国寺のおびんづる様 堂とは反対向きに座られています


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログへ


おびんづる様
 賓頭盧(びんづる)尊者。釈迦の弟子・十六羅漢の1人。釈迦から叱責され堂外に出されたチョイ悪弟子というイメージに、何となく親近感を覚えます。管理人が暮らす地区では、単にびんづるさんと気安く呼ばれています。おびんづる様は撫で仏の信仰によって、恐らく日本では十六羅漢中最も有名な仏様だと思います。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

テーマ : 口丹波
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アタ

Author:アタ
よろしくお願いいたします。

目  次
ページ検索が容易にできます。
関連サイト
口丹波の社
口丹波の花と植物
三枚山の植物
花っていいね!
最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問いただいた方
企業リンク

ウッドマート

 

 

 

検索フォーム
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサード・リンク