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ホームページ「口丹波の社」の管理人アタの雑記帳。
京都府下に自生が確認されているコケシノブ科の植物は10種類前後のようです。その中には大変よく似ていて素人の管理人などには見分けがつかないものもあるので、何となく、ホソバコケシノブなのかな~と思ってはいますが、以下のコケシノブの正体ははっきりわかりません。
コケシノブの仲間(ホソバコケシノブ?)
コケシノブとホソバコケシノブは素人目にはそっくりなのだとか。ただコケシノブの方は分布域が北日本を中心としているそうです。
写真の植物(以下コケシノブと呼びます)は口丹波の低山でも時々見つかります。常に水が浸み出している斜面の岩肌や、年中ある程度の空中湿度が保たれている谷間の岩や樹幹にかたまって生えていて、半日陰よりもっと薄暗い場所でも生長できるみたいです。
岩の隙間から浸み出す水が、コケシノブをつたってポタポタ落ちていました
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コケシノブ科草本(シダ植物の仲間)
このページのコケシノブはランナーと呼ばれる匍匐茎を岩肌や木の幹に伸ばして増殖します。もちろんシダ植物なので胞子を飛ばして分布域を広げる戦略も持ち合わせています。
1枚の葉は5㌢にも満たないほど小さくまた薄くて、乾燥するとすぐに丸く縮みます。コケシノブは同じ小形のシダ植物でランナーを伸ばして岩や樹木に着生するマメヅタとは、少し趣の異なる山野草です。