冬の廻り田池


 廻り田池とは京都市と南丹市が接する山間部にある大きな治水兼農業用水池の名前です。周囲を山に囲まれ、国道477号線に沿って細長く伸びるこの池は、大雨の後でもない限り普段は山から浸み出す青々とした清水を蓄えています。この水は三俣川を下り亀岡盆地を潤します。三俣川には天然のアマゴがいるそうです。
 廻り田池には松の生えた浮島があり、四季折々の山の景色が水面に映えて大変美しいので、ドライブで通りがかった観光客が車を止めて景色を楽しんでいる姿もよく見られます。

 この冬、そんな廻り田池の水面が一面氷に覆われている光景が見られました。お昼を過ぎた時間にもかかわらず、池の隅々まで氷が張りつめている景色は管理人も初めて目にしました。


冬の廻り田池

氷の張った廻り田池


 廻り田池の水は日干しのために毎年晩秋に一旦すべて抜かれます。そのためにまだ満水の状態には回復していませんが、こんなに氷が張るのはいかに今年の寒さが厳しいものかを物語っているように思えます。


冬の廻り田池
日中でも気温は5度以下です
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関西百名山

冬の廻り田池

氷に囲まれた浮島


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廻り田池
 所在地: 京都市右京区嵯峨越畑と南丹市八木町神吉の境界にあります。

 明治期には、今は日吉ダムの湖の底に沈んだ天若地区で獲られた良質のアユが、生きたまま京都に運ばれました。当然当時のことなので舗装道路も自動車もなく、アユはアユモチと呼ばれた運搬業者によって徒歩で運ばれたました。彼らは天若から柿ノ木峠を登り、(その頃からこんなに大きな池だったかどうかはわかりませんが)この地を通過して、宕蔭(とういん)と呼ばれる越畑、樒原を過ぎ、樒原の原神社などで冷たい水を桶にすくってアユが弱らないように注意しながら、さらに水尾の里を越え嵯峨鳥居本で京都市内に入ります。そして嵯峨や木屋町の川魚問屋まで生きアユを運びました。
 夏の炎天下にアユを運んだアユモチたちも、傾斜のなだらかなこの谷の清水でアユを元気づけ、また自らも休息をとったのではないかと想像します。


あなたのワンクリックで救える命があります。


 

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