摩気神社の神幸祭 2日目


 このページは摩気神社の神幸祭 1日目の続きです。

 摩気神社と蛭子神社の神様の分霊を奉遷した神輿が、船阪の御旅所に到着して初日の神幸祭は終了しました。翌2日目(今年は10月17日)は御旅所から神様が戻られる巡行があるのですが、しかしその前に神様は氏子たちとしばしの間相撲に興じられます。それは角力式という相撲神事で、2日目の冷気漂う深夜午前2時頃から始まります。


神幸祭

相撲神事  氏子の代表により五穀豊穣を祈願して行われます


神幸祭

こちらは「練り」と言われ、ドジョウすくいの所作で観衆の笑いを誘います


 口丹波でも他に例を見ない深夜に行われる角力は、2人の力士(各地区の氏子代表)で行う角力と、1人で土俵にあがり、まるで相手がいるかのように組み合う仕草をし、最後は見えない相手に負けて土俵上で転がる半角力、そして練りの3種類があります。半角力は神様との力較べをしているのだそうです。
 観客は境内でたかれる焚火の周りに集まってフンドシ姿で熱演する角力を見つめます。しかし土俵の周りは特に松明を照らすわけでもなくかなり暗い中で角力は行われ、荘厳な雰囲気が境内を包みます。

 深夜の相撲神事も終わり、神幸祭の後半は2日目の午後3時から次の神事が始まります。
 前日にも行われましたが、まず沙汰人と呼ばれる宮司のお手伝いをする役の人が、神前の人たちをお祓いで清めます。そのあと神様へ御膳や御神酒を供える儀式があり、それが終わると今度はお千度が行われます。


神幸祭
神様に御膳や御神酒を供えます
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神幸祭

お千度  御旅所とその前の建物のまわりを3周します


 お千度は農耕に必要な俵、唐犂(からすき)を引く牛、弓矢などを手にした氏子代表が務めます。近年牛は被り物になっていますが、昔は本物が歩いたとも聞きます。
 お千度の後、2人の稚児による流鏑馬が行われます。仁江の稚児、船阪の稚児の順に登場し、稚児はまずそれぞれ手渡された幣束を左右に振り、そのあと木馬にまたがり、目前に差し出された的に向かって矢を射ます。矢は各稚児が3本放ちます。


神幸祭

幣束を振る仁江の稚児


神幸祭

船阪の稚児による流鏑馬


 この流鏑馬の終了で、御旅所での神事はすべて終わります。この後神輿は摩気神社へと還幸されます。


神幸祭

御旅所を出発する神輿


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 こうして2日間に渡る摩気神社の神幸祭は終わりました。摩気地区一帯の多くの集落と多くの氏子がこぞって参加する神幸祭は、少子高齢化によって昔ほどの賑わいがなくなってきているのかも知れません。しかし反面そのことによって、昔は男児だけが務めた稚児役を女児も参加できるようになったことはいいことだと思いますし、祭一切を仕切る各氏子代表や役付きのみなさんはやりくりに苦労された分、より一層の親睦がはかれたのではないかとも想像します。重い神輿を担ぎ、また曳いいて練り歩く人たちが終始笑顔だったのが印象的でした。

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