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ホームページ「口丹波の社」の管理人アタの雑記帳。
この寺は名前からして元々は深見地区にあったものだと思うが、何らかの理由で随分昔に当地に移されたのだと思う。とたまたま山門でお会いした方に教えていただきました。山門の傍に寺の施主の銘が記された石碑がありましたが、教えて下さった方はその施主の直系の方でした。と言っても僧侶ではなく、長く亀岡の大学で教授をされていた方で、深見寺は現在住職不在のお寺です。
茅葺屋根がいかにも美山らしい深見寺
周山街道(国道162号線)から少し離れた山麓にある深見寺は、静かで質素で、それでいて味わい深い雰囲気の漂うお寺でした。山門で深見寺のある丘陵地全体が古墳なのかも知れないと聞かされた時に、管理人も本当にそうなのかも知れないなと思いました。
深見寺の裏手の丘の上には寺の鎮守である白山権現が祀られています。白山権現には鐘堂のところからと、寺の正面右側からの急な坂の2本の参道があり、鐘堂からだと寺の裏側を見ながら登れます。
白山権現参道から見える深見寺
白山権現には本殿以外に秋葉権現、金比羅権現、稲荷社の末社が鎮座され、境内には石字経王塔と刻まれた経塚がありました。
白山権現は宝暦四年(1754年)創建で、現在の社殿は大正十三年(1924年)に再建されたものです。昔から歯痛の神様として知られ、今でも参詣者があるそうです。
白山権現
境内の石字経王塔 周囲に平らな石が多く見られます
白峨山 深見寺(曹洞宗 徳雲寺の末寺)
住所: 京都府南丹市美山町野添夷堂43
ご本尊は釈迦如来。
天正元年(1573年)開山の後、文禄四年(1595年)に当地に移りました。本堂は享保十六年(1731年)に再建されたものです。
所蔵の絹本著色等栄信倫禅尼像は府指定の文化財(美術工芸品)です。
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