田歌の祇園祭

このページでは南丹市美山町の八坂神社で営まれる祇園祭を紹介しています。


 昨日の京都は祇園祭の山鉾巡行で大変賑わいました。気温が30度を超える真夏日でしたが土曜日ということで、昨年より6万人も多い16万人もの観客が詰めかけたそうです。
 祇園祭は祇園八坂神社のお祭りですが、南丹市美山町にある八坂神社でも7月14日に祇園祭が営まれました。こちらの祇園祭は集落内で毎年順番が決められている宿に地区の役員、天狗やお多福の面をかぶった祭りの主役たちが集まり、宮司からお祓いを受けたあと神社まで練り歩きます。歩く順番は鬼(せこ)の面をかぶった小学生2人を先頭に、天狗、宮司、3人の奴、お多福とひょっとこと髭の爺、笛、太鼓と続きます。歩く途中では3人の奴(やっこ)が「やとーせー、やとーなー」と掛け声を出しながらユニークな演技を披露してくれました。


田歌の神楽

3人の奴の演技に観客から笑いがこぼれます


 神社に到着し宮司の祝詞が終わると、拝殿で「サンギリ」「サンバソウ」などと呼ばれる神楽が奉納されます。集落の古老をトップに、小学生、中学生そして先ほどの奴やお多福、ひょっとこに竹かごを背負った風変りな爺が順に舞いながら太鼓を打ちます。この田歌(とうた)の神楽は京都府の無形民俗文化財に登録されています。

田歌の神楽田歌の神楽
おたふくの舞ひげの爺の舞

クリックで救える命がある。

 7月14日は南丹市の周囲では大雨洪水警報が出るほどの悪天候で、祭りが始まる12時30分の直前までどしゃぶりでした。ところが開始直前には雨が上がり、祭りの終わる1時30分ごろまでは降っても小雨程度と、進行にまったく影響はありませんでした。これぞ神の恵と感じざるを得ませんでした。


田歌の神楽

神楽に見入る観客  オランダ人の団体も来られてました


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田歌の祇園祭
 1640年に光悦上人が勧請して創建された八坂神社の神事で、三百数十年の伝統があります。毎年7月14日と定められ、地区の方によると雨が降ろうが槍が降ろうがこの日を変更することはないとのことでした。
 田歌はトウタと読み、足を踏ん張り太鼓を打つ「踏歌」または「踏田舞い」からきているのではないかと言われています。
 祭りの最後に区長さんがおっしゃてましたが、最近はこの伝統ある祭りの担い手の多くはIターンで、田歌に移住してきた人たちなのだそうです。口丹波地方では過疎化が深刻な地域が少なくない中で、住民の流出があってもそれを補う流入があるのは、この田歌には魅力があるのだろうなとうらやましい気もしました。
 田歌 八坂神社の住所: 京都府南丹市美山町田歌建岩
 美山町中心地からだと府道38号線を左京区広河原方面へ向かい、かやぶきの里を過ぎて10分ほど走ると右手由良川畔に鎮座されています。

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