サンインシロカネソウ

このページでは山野草のサンインシロカネソウを掲載しています。

カート


 去年、南丹市からほんの僅かに福井県側に入った山地の谷で、サンインシロカネソウの小さな群生地を見つけていました。ただその時は花期も過ぎた夏だったので、本当にサンインシロカネソウかどうかは不明でした。草姿からシロカネソウ属の植物であることは判りましたが、他にトウゴクサバノオやアズマシロカネソウもあるので、種を見極めるために先日約10ヶ月振りに自生地を訪ねました。

 自生地は、予想していた通り、去年の台風18号によって相当荒れていました。最も多く自生していた場所は土砂で埋もれ、一瞬もう無くなってしまったのでは? と思えるほどでした。しかし谷沿いを探していると、まだ結構残っていることが判って安心しました。


サンインシロカネソウ

サンインシロカネソウ(2014年4月  福井県おおい町)


 ちょうど花をつけたものも見つかり、ようやくサンインシロカネソウと判りました。この自生地のサンインシロカネソウは、どれも背丈が低くて、大きなものでも10cmほどしかありません。小さな躰に小さな花を下向きにつけるこの植物は、殆ど目立たず、一緒に生えているモミジチャルメルソウやチャルメルソウの方が目立つほどです。


サンインシロカネソウ

サンインシロカネソウ(2014年4月  福井県おおい町)


 淡く黄色い花弁に見えるものは、花弁ではなく萼裂片です。その萼片の基部が紅紫色を帯びているのが本種の特徴で、別名をソコベニシロカネソウといいます。
 山地の水辺に生えて群生することが多いのですが、京都府では数が少なくて、府のRDBでは10年も前から絶滅寸前種にランクされています。


サンインシロカネソウ
サンインシロカネソウ(2014年4月  福井県おおい町)

 ここは福井県ですが、災害を乗り越えて、こうして元気に花をつけているサンインシロカネソウと再会でき、とても嬉しく思いました。


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サンインシロカネソウ(キンポウゲ科シロカネソウ属の多年草)
 昨年見つけた南丹市の自生地も、台風18号以来初めて訪ねたのですが、今回そこでは見つけることができませんでした。流出してしまった可能性も考えられます。本種はシカの食害に遭うこともないと思えるので、道路拡幅やその他の開発、自然災害や盗掘さえなければ、減ることはないでしょう。しかしもともと自生できる環境が限られるので、急速な数の回復も見込めません。

 サンインシロカネソウは管理人のホームページにもアップしています。


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