シロハラ

このページでは野鳥のシロハラを掲載しています。

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 シロハラは10月頃にやって来る冬鳥で、ツグミの仲間です。大きさもツグミぐらいですが、よりふっくらしていて重量感があります。体色は雌雄ほぼ同じで地味な野鳥です。頭から尾羽まで全体的に暗緑褐色で、腹部が淡い灰色をしているのでシロハラという名前をもらったようです。ただ眼の周囲に黄色いアイリングがあって、それが妙に目立ちます。

 体色が地味で、おまけに林下の薄暗い場所を好むので性格も暗いのかなと思ってしまいそうなのですが、この鳥は比較的人のそばまでやって来てくれます。下の画像は自宅の庭の松の木で羽を休めていたシロハラです。カメラ片手に前に行ったり、後ろに回ったりしたのに、まったく慌てる様子もなく堂々としたものでした。


シロハラ

シロハラ(2014年1月)


シロハラ

アイリングと嘴の下の部分が黄色いですね(2014年1月)


シロハラ

白っぽい胸はちょいポチャです(2014年1月)


シロハラ

なかなか精悍な顔つきです(2014年1月)


シロハラ

地味ながら美しい羽の色です(2014年1月)


 シロハラはしばらくじっとしていましたが、その後近くのブロック塀に1度止まってから、西の方へ低く飛び去りました。


シロハラ
シロハラの背中

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シロハラ(ツグミ科ツグミ属)
 地面を歩いてしきりに土をつつきます。昆虫やミミズが主食ということです。いつも単独で行動する、小さな森の哲人です。別名はたくさんあって「木の葉返し」「ゴミ掻き」や「芝掘りツグミ」など。近縁にアカハラという腹部が明褐色の鳥がいます。アカハラは日本固有種で、本州の中部以北に棲み、京都府には稀に訪れる程度の珍しい鳥です。


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アオジ

このページでは野鳥のアオジを掲載しています。

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 アオジは主に中部地方より北で繁殖して、昆虫類などが主食です。冬になると南下して京都府でもよく見られます。この頃は昆虫を探すのは難しいので、地面に落ちた植物の種子がメインとなります。

 アオジはスズメほどの大きさの小鳥です。先に「よく見られる」と書きましたが、実際には臆病で警戒心が非常に強く、民家の庭などに現れるくせに、垣根や庭木の細い枝の中に隠れて、低い声でチッチッチッと鳴き声が聞こえるだけで、なかなか姿を見せてくれません。

 そんなアオジを、家の庭で今回初めて画像に収めることができました。


アオジ

アオジのオス(2014年1月 自宅)


 おそらくオスだと思います。この日は1羽だけでやってきました。カメラを向けると、慌てて柿の木の枝に止まったところです。すぐに飛び去ってしまったので、画像は1枚だけでした。


アオジ

アオジのペア(2014年1月 自宅)


 画像が小さくて判り辛いですが、翌日はペアでやってきました。左側のメスの方は、このあとすぐに逃げてしまいましたが、オスの方は少しだけポーズをとってくれました。


アオジ

アオジのオス(2014年1月 自宅)


 アオジに焦点が合っていません。残念です。


アオジ

アオジのオス(2014年1月 自宅)


 体色からして、どうやら前日にやってきたオスとは違うみたいです。


アオジ
不審者を見るように、こちらを見ています(2014年1月 自宅)

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アオジ(ホオジロ科ホオジロ属)
 京都府では冬鳥または漂鳥です。背面の色は暗緑色で茶褐色の縦斑が入ります。下面は黄褐色をしています。メスはオスと比べるとやや地味な色合いをしていますが、オスにしても鮮やかな体色ではありません。地上で採餌している最中でもチッチッチッと鳴き続けているので、庭にやってくると、姿が見えなくてもすぐにそれと判ります。警戒心が強い割には自分の居場所を教えるところが面白い野鳥です。


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モズ

このページでは野鳥のモズを掲載しています。

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 前回に続いて、今回も身近な野鳥です。

 モズは口丹波では留鳥で、年中その姿を見ることができますが、やはり繁殖期間近の1月から、子育ての終わる4月頃までが最も目にする機会の多い小鳥です。


モズ

オスのモズ(2014年1月 南丹市)


 モズは2月に入ると産卵子育てをするカップルが多く、肉食のモズが餌の少ないそんな時期に繁殖行動をするのは不思議でなりません。
 そして今は恋の季節です。オスのモズは少しでも子育てにいい場所を探して縄張りを作ります。当然、強いオスほど良い縄張りを持つことができます。画像のモズは水田地帯に建つ農作業小屋周辺を縄張りにしたようです。小屋の前には数本の常緑樹が植えられ、パートナーが見つかればそこで営巣しようと決めたのでしょう。モズは木に巣を作りますが、比較的低い位置に作るので、木は高木でなくても構いません。


モズ

口を大きく開けて囀るオスのモズ(2014年1月 南丹市)


 「ここには子育てに必要な食べ物がいっぱいあるよ」と言って、メスを呼んでいるようです。モズのオスとメスは羽毛の色が違います。オスは胸や腹部のオレンジ色が目立ちますが、メスはもっと地味な色合いなので区別のしやすい野鳥です。


モズ

オスのモズ(2014年1月 南丹市)


 モズは枯葉をひっくり返したりしていました。寒い冬でも日中は活動するクモなどを探しているのでしょう。モズは余程この場所が気に入っているのか、長く同じ場所で採餌行動と囀りを繰り返していました。


モズ

積まれた枯れ枝の上で餌を探すモズ(2014年1月 南丹市)


モズ

オスのモズ(2014年1月 南丹市)


モズ

オスのモズ(2014年1月 南丹市)


モズ
オスのモズ(2014年1月 南丹市)

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モズ(モズ科モズ属)
 全国で見られる体長20㌢ほどの小さなハンターです。体長は前回掲載したハクセキレイと変わりませんが、スリムなハクセキレイに対して、モズはズングリとした体型で、それがまた可愛い小鳥です。スズメやマヒワほど警戒心は強くなく、結構近づける鳥でもあります。モズは食べ物が豊富な時期に獲物のカエルやバッタを木の枝などに突き刺して、食べずに去って行く独特な行動で有名です。管理人も木の枝に刺さったまま干からびたカエルやトカゲ、トノサマバッタなどを以前はよく見かけました。これはもずのはやにえと呼ばれ、一見冬場の保存食かとも思えますが、はっきりとした理由は不明なようです。


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ハクセキレイ

このページでは野鳥のハクセキレイを掲載しています。

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 野鳥の記事を書くのは久しぶりです。冬季は山から下りて来る小鳥が多く、また鳥たちを観察する時に邪魔になる木々の葉も少ないので野鳥観察にはいい時期なのですが、偶然野鳥と出会っても、カメラを取り出す前に逃げられてしまうことが多くて、残念な思いをすることが殆どです。

 しかし今日はたまたまおっとりとしたハクセキレイがいたので、ピンボケながら写すことができました。


ハクセキレイ

ハクセキレイ


 田んぼに置かれたスリヌカ(モミガラ)に、数羽のハクセキレイが集まっていました。ハクセキレイはスリヌカがお気に入りのようで、こうした光景はよく見かけます。


ハクセキレイ

ハクセキレイ


 管理人が子供の頃は、身近な野鳥でセキレイと言えばセグロセキレイでした。図鑑でハクセキレイを見た時、いつかこの小鳥も見てみたいと思ったものです。ハクセキレイはもともと関西方面に棲息していませんでした。地球温暖化が原因かどうかは判りませんが、北海道から徐々に日本列島を南下してきた鳥で、1980年代前半に府内で撮られた画像を見たことがあるので、それ以前には京都府にやって来ていたようです。
 そして今では、セグロセキレイの姿はあまり見かけなくなり、ハクセキレイは普通に見られるようになりました。セグロセキレイは単独でいることが多いですが、このハクセキレイは小さな集団でいることが多いように思えます。


ハクセキレイ
ハクセキレイ

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ハクセキレイ(セキレイ科セキレイ属)
 別名は淡墨鶺鴒(ウスズミセキレイ)。冬羽は夏羽に比べると淡色なのだそうです。口丹波では冬に多く見られますが、夏に見かけることもあります。おそらく当地で繁殖もしているのでしょう。体長は20㌢ほどで、頭頂から後頭部、そして背にかけて黒色で、前頭部(額)は白く、嘴の付け根から後方に流れる細い過眼線が目立ちます。過眼線下部から喉の部分が白いので、セグロセキレイとは容易に区別できます。またセグロセキレイは本種よりも1回り躰が大きいです。
 大小河川や湖沼など水辺の近くでよく見られますが、稲刈り後の水田を忙しそうに歩く姿もよく目にします。セキレイの仲間では、他にキセキレイが口丹波には棲息しています。


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アマゴとカジカガエル

このページでは渓流に棲むアマゴとカジカガエルを掲載しています。

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 昨日、京都市内にすむ従妹が小学生の子供をつれて遊びにきました。夏休みの宿題や少年サッカーに多忙な子供は、魚獲りがしたくてこの日を楽しみにしていたようです。でも今の時期、大きな河川はどこへ行っても家族連れや若い人たちで大賑わいです。そこで今年は木陰が多くてゆっくりできる、右京区京北の渓流へ連れて行くことにしました。

 その川は浅瀬が多く、小さな子供でも誤って流されるようなことのない川で、到着して道から川を覗き込んだ子供は、カワムツやタカハヤ、スジシマドジョウが多く泳いでいて、その時点でテンションは最高潮に達していました。

 子供に催促されて一緒に川に入ると、渓流の冷たい水に大人の私も感激です。そして最初に網ですくえたのが、この魚でした。


アマゴ

アマゴ(2013年8月)


 アマゴです。
 この川にアマゴがいることは以前から知っていましたが、まさかこの状況でアマゴが網に入るとは、驚きでした。型としては大物ではありませんが、パーマークが鮮やかで、ヒレなどに傷一つないとても美しいアマゴでした。


アマゴ

アマゴ(2013年8月)


 思わぬ獲物に、子供も私も有頂天です。結局2尾目は獲れませんでしたが、それでもカワムツ、タカハヤ、カワヨシノボリにスジシマドジョウなどはたくさん獲れて、子供にとっては夏休みのいい思い出になったことだと思います。

 そしてこの川では、私にとっても初めての出会いとなるカジカガエルが1匹網に入りました。ヨシノボリを捕まえようと、浅瀬の転石をひっくり返したら、その下にいました。


カジカガエル

カジカガエル(2013年8月)


 口丹波の山地の川では、カジカガエルは特に珍しいカエルではありません。美しい鳴き声を聞くことはよくあります。しかしなかなか姿を見せてくれないカエルで、今回初めて近くで見ることができました。


カジカガエル
カジカガエル(2013年8月)

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 画像を見る限り、水かきは後ろ足だけにあるようですが、これで流れの速い渓流を泳ぐのですから、よほど強靭な足の持ち主のようです。指先には吸盤が発達しています。これで滑りやすい石の表面にしっかりとくっつくことができるのでしょう。
 それにしてもカジカガエルがこのような色や模様をしたカエルだとは知りませんでした。声は美声だけれど姿は……だと思っていたので少し驚きました。
 小学生の子供に楽しんでもらうことが目的だった水遊びが、実は私が1番喜んでいたのかも知れません。子供のおかげで久し振りに楽しい1日になりました。


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